速読法の第一人者・栗田博士が解説! 速読力だけでなく記憶力・計算力も向上させる「SRS速読法」とは?
速読法の第一人者・栗田博士が解説! 速読力だけでなく記憶力・計算力も向上させる「SRS速読法」とは?
栗田 昌裕(くりた・まさひろ) 1974年東京大学理学部数学科卒、1976年同大学院修士課程修了(数学専攻)、1982年同医学部医学科卒業。現役医師。医学・薬学博士。26の学会に所属。速読を入り口としたSRS(スーパーリーディングシステム)能力開発法を提唱し、SRSの研究成果を学会で150回以上発表。「指回し体操」の提唱者であり、NHKをはじめテレビ出演は100回を超え、新聞・雑誌でも多く紹介される。著書は100冊以上。主な著書には『本がいままでの10倍速く読める法』(三笠書房)、『指回し体操が頭と体に奇跡を呼ぶ』(廣済堂出版)などがある。
――SRSができた背景について教えてください。
栗田 私は、若いときから禅やヨーガ、東洋医学などの実践を通して、心と身体の相関関係を深く探究してきました。また大学、大学院では数学を学んで、システム論的な思考を養う一方で、教育の領域も学習しました。その後、西洋医学を修めることで身体や脳の生理学を研究することができ…