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「呉勝浩」のレビュー・書評

「このミス」第1位の『爆弾』著者・呉勝浩の最新刊。『悪人』×BTS×『AKIRA』のイメージがもとにある恋愛小説

「このミス」第1位の『爆弾』著者・呉勝浩の最新刊。『悪人』×BTS×『AKIRA』のイメージがもとにある恋愛小説

ページをめくる手が止まらない、という表現は本書のような作品のためにある言葉だ。呉勝浩氏の新刊『Q』(小学館)を読んでそう思った。3作連続で直木賞候補になった呉氏は、昨年の『爆弾』でも広い層から支持された。同作は『このミステリーがすごい! 2023…

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常軌を逸した思考回路に戦慄! 「ぴったりくる隙間」を求め女性が辿り着いたのは? 押し入れの隙間、冷蔵庫… 『爆弾』『スワン』呉勝浩氏が放つ超弩級のミステリー

常軌を逸した思考回路に戦慄! 「ぴったりくる隙間」を求め女性が辿り着いたのは? 押し入れの隙間、冷蔵庫… 『爆弾』『スワン』呉勝浩氏が放つ超弩級のミステリー

渇望の果て、ようやく欲するものに出会えたら、もう身の破滅など気にしていられない。ドボドボととめどなく溢れ出る欲望を、どうしたら制御できるだろうか。まっとうな道などいくら外れても構わない。そんなギラつきが、人間にとんでもない事件を巻き起こさ…

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爆弾魔が人間の本性に火をつける! 内に秘めた悪意を炙り出すノンストップ・ミステリー『爆弾』

爆弾魔が人間の本性に火をつける! 内に秘めた悪意を炙り出すノンストップ・ミステリー『爆弾』

果たして、「自分の中に“爆弾魔”はいない」と言い切れるだろうか。内に潜んだ本性を、スズキタゴサクがずるりと引きずり出してくる。 前々作『スワン』で第41回吉川英治文学新人賞と第73回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞し、『スワン』と…

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