“少女文学”作家・紅玉いづきの青春ミステリ2部作が同日発売! すべてを知ったとき彼女たちの嘘と真実にきっと涙する――
『今宵、嘘つきたちは影の幕をあげる』(紅玉いづき/ポプラ社)
“少女文学”作家の紅玉いづきが贈る、青春ミステリ2部作が2023年9月5日(火)に発売された。一つは父親の死の真相を追い求める少女を描いた『今宵、嘘つきたちは影の幕をあげる』、もう一つは嘘を背負って生きる双子の青春ミステリ『今宵、嘘つきたちは光の幕をあげる』。最後にすべてが繋がる2つの物語は、早くも読者家の間で大きな話題を呼んでいるようだ。
同作の著者・紅玉いづきは、デビュー作『ミミズクと夜の王』でいきなり第13回電撃小説大賞の大賞に輝いた人気作家。これまでに『MAMA』や『雪蟷螂』など、絵画のような鮮やかさのある作品を世に送り出してきた。
特に逆境をも糧にして、我が人生を歩んでいく少女たちを描く作風がファンを魅了しているようで、今回発売された2作品も魅力溢れる少女たちが主人公に据えられている。
『今宵、嘘つきたちは影の幕をあげる』の舞台は、首都・東京を襲った大地震から1年が経った経済特区・湾岸カジノ。主人公は、天涯孤独の少女・マリナだ。彼女の唯一の肉親である父親はカジノ特区の責任者で、な…