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「高橋源一郎」のレビュー・書評

あなたはどれくらい文章を読めていますか? ベストセラー作家が説く大人の国語の授業

あなたはどれくらい文章を読めていますか? ベストセラー作家が説く大人の国語の授業

文章は誰でも簡単に読める。けれども「文字を目で追うこと」と「文章を理解すること」は雲泥の差だ。さらに文章を読むことには、もう一段、深い味わい方がある。 活字離れが叫ばれて久しいが、SNSの登場で、むしろ短い文章を目にする機会は増えた。読書が好…

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毎日新聞連載の人生相談、ついに書籍化!『誰にも相談できません』私たちの悩み事に作家はどうアドバイスする?

毎日新聞連載の人生相談、ついに書籍化!『誰にも相談できません』私たちの悩み事に作家はどうアドバイスする?

“あなたには、あなたの人生を尊び、大切に扱う義務があります。それは、他の誰にもできないのですから” 『誰にも相談できません みんなのなやみ ぼくのこたえ』(高橋源一郎/毎日新聞出版)に綴られたこの一文を目にしたとき、先入観が覆った。 自分の人生を…

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小学生たちの独立国家は、実現するのか?! 『ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた』

小学生たちの独立国家は、実現するのか?! 『ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた』

『ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた』(高橋源一郎/集英社)。このタイトルを初めて聞いた時、2017年に漫画化や宮崎駿監督による映画化発表で話題となった『君たちはどう生きるか』を思い出した。その印象は的外れではなく、あとがきで著者…

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日本人にはムリ!? はてしなく我慢強い対話が民主主義を成立させる

日本人にはムリ!? はてしなく我慢強い対話が民主主義を成立させる

隔靴掻痒と、隔靴掻痒であることの誠実。この本から伝わってくるのは、その2つの感慨だ。 民主主義とはどういうものか、そうして現代日本における民主主義の可能性を探った本書で、高橋氏は鈍牛にも似た鷹揚な足つきで、論壇雑誌からインターネットまでに及…

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あなたの周りにもひとつはあるはず

あなたの周りにもひとつはあるはず

本書は、アメリカの一般人が寄稿したショートストーリーを紹介するアメリカのラジオ番組『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』の日本版。選者が内田樹と、高橋源一郎というので、なかなかの秀作が揃っているのではと思い、購入しました。 選者がはじめに…

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