「テキトー男」高田純次の格言は下ネタだらけ?! その中に隠された深い意味を感じとれるか?
『高田純次のテキトー格言』(高田純次/KADOKAWA 角川マガジンズ)
本を探しに本屋へ寄れば、店頭で話題の新刊がいろいろ並んでいる。仕事柄、軽く何があるか確認していると、ある一冊の本に目が留まった。『高田純次のテキトー格言』(高田純次/KADOKAWA 角川マガジンズ)である。まあ芸能人の本なので店頭にあるのは自然な話。なぜ気になったかといえば、先日開催された某声優ユニットによる東京ドームライブの物販会場にて、本の著者たる高田純次氏が目撃されていたからだ。「そういえばかよちんを気にしてたな…」などと思いつつ、手に取ってみることに。
高田純次氏といえば、タイトルにもある「テキトー」な人物としてつとに有名である。「適当」にもいろいろな意味があるが、この場合は「いいかげん」が該当。会話のやりとりとか行動がかなり「テキトー」であるため、そう呼ばれるのだ。ゆえにこの書にもさぞテキトーな格言とやらが羅列されているのだろうと思ったが……。
こ、これは! テキトー以前の問題で、なんと下ネタのオンパレードだった!! 本書は「あ」から始まる、いわゆる50音で4…