ビートたけし、12年ぶりの自作以外の主演映画が来年公開「役者としても監督としてもいい勉強になった」
7月11日、映画『女が眠る時』の製作発表記者会見が都内で行われ、ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ、ウェイン・ワン監督が登壇した。
原作はスペイン人作家ハヴィア・マリアスによる短編小説「WHILE THE WOMAN ARE SLEEPING」で、物語の舞台となるのは郊外のリゾートホテル。その中で2組のカップルが物語の中心となっていく。作家・健二(西島秀俊)は妻・綾(小山田サユリ)とバカンスを過ごすため、ホテルに訪れ、初老の男・佐原(ビートたけし)と若く美しい女・美樹(忽那汐里)という年の離れたカップルに出会う。異様な雰囲気を醸し出す2人のことが脳裏から離れなくなり、その日から彼らの部屋を覗き見するようになった健二。ほんの好奇心から始まった行為は常軌を逸した行動へと変化していき、予測し得なかった衝撃の結末を迎える。
自作以外での映画主演は『血と骨』以来、実に12年ぶりとなるビートたけし。「自分のキャリアの中では、久々に緊張して手探りの状態が続きましたが、役者としても監督としてもいい勉強になりました。ワン監督の作品は一言では表せら…