今田耕司「マンガはジャンルを問わず、なんでも読みます。たまに少女マンガも読んでキュンキュンしてます(笑)」
毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、舞台『てれびのおばけ』の公演を間近に控える今田耕司さん。マンガにハマったという10代の頃のエピソード、また新作舞台のテーマにもなっている80年代のテレビ業界の思い出をたっぷりとお話しいただきました。
仕事で新幹線に乗ることが多い今田耕司さんは、移動時間を読書に当てているという。選ぶ本の基準はもっぱら仕事仲間からの推薦だ。
「ケンコバ(ケンドーコバヤシ)とか本当にマンガに詳しいですからね。だから、いろんなジャンルを教えてもらって読むんですよ。『呪術廻戦』や『チェンソーマン』も好きですし、『GIANT KILLING』や『アオアシ』のようなスポーツマンガも読む。長く連載をしているものが多くて、気に入ったら一気に大人買いです」
マンガ好きになったルーツをお聞きすると、「たくさん読み始めたのは中学生くらいだったかなぁ」とのこと。
「家が厳しくて、小さい頃は読ませてもらえなかったんですよね。その反動で、10代になるとどん…