噂の「ノマド」になれる人、なれない人
いま、何かと話題のノマド。『仕事するのにオフィスはいらない ノマドワーキングのすすめ』(佐々木俊尚/光文社)や『ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと』(本田直之/朝日新聞出版)、『ノマドワーカーという生き方』(立花岳志/東洋経済新聞社)など、ノマド本も続々と発売され、さらに今年は『情熱大陸』に“ノマドワーカー”を自称する安藤美冬が取り上げられて以来、一気に注目ワードとなった。とくに、安藤が番組のなかで何をやって仕事にしているのかを問われた際、「何屋って決めたくないんですよね。職業は“安藤美冬”っていう」と返答したことで、多くの視聴者が混乱。「ノマドってどういう意味なの?」「何の仕事してるの?」と、大きく関心をもたれるきっかけになったようだ。
ノマドとは、英語で「遊牧民」という意味。『仕事するのにオフィスはいらない ノマドワーキングのすすめ』によると、“「オフィスのない会社」「働く場所を自由に選択する会社員」といったワークスタイルを実践している人たちのこと”とある。こういわれると、「スタバあたりで仕事をしていれば…