最果タヒ、最新作で17歳の少女の半径3メートルの等身大の世界を描く!『十代に共感する奴はみんな嘘つき』
今年は最果タヒさんにとってデビュー十周年の年にあたる。詩に始まり、その後小説の世界にも表現世界を広げたタヒさんの言葉は、さまざまなジャンルの雑誌やブログやSNSなどのメディアを通して流通している。詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』の映画化…
今年は最果タヒさんにとってデビュー十周年の年にあたる。詩に始まり、その後小説の世界にも表現世界を広げたタヒさんの言葉は、さまざまなジャンルの雑誌やブログやSNSなどのメディアを通して流通している。詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』の映画化…
過去のきみは、きみの所有物ではない。十代の私のことを私は、一つも理解できていない。そう思っていなければあの頃の私があまりにかわいそうだ。懐かしさという言葉ですべてをあいまいにして、そしてわかったつもりになるなら、それは自分への冒涜だ 小説本…
「共感されたくて文章を書いたことなんて一度もなかった」。こう語るのは、『きみの言い訳は最高の芸術』(河出書房新社)の著者であり、いま注目の詩人最果タヒ。今年の4月に発表した詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(リトルモア)の映画化が決定し…
若者から絶大な支持を受け、ベストセラーとなっている最果タヒの詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』が、2017年春公開予定で映画化されることが決定。主演に俳優の石橋凌と女優の原田美枝子を両親に持つ期待の新人・石橋静河が務めることがわかった。こ…
ブルーの装丁デザインが印象的な詩集。その帯に作詞家、松本隆氏のコメントがある。 「心の葉脈が透けて見えるのは、最果タヒの瞳から放射される光線のせいだ」と。 気鋭の才能を世に送り出してきた中原中也賞を受賞後、そのまばゆい感性が生み出す世界観は…