B級グルメの大本命! 『めしばな刑事タチバナ』人気の秘密
『週刊アサヒ芸能』で連載中の『めしばな刑事タチバナ』(徳間書店)は、1巻発売時からマンガ好きの間で一気に話題に。『このマンガがすごい!2012』オトコ編9位、第1回『週プレ』マンガデミー賞2011で1位、『TV Bros.』ブロスコミックアワード2011グルメマンガ部門1位など、たくさんの賞にランクインした。牛丼、カレー、餃子などなどB級グルメを「語る」のが、なぜこんなにおもしろいのか!? 原作者の坂戸佐兵衛さんに直撃インタビュー。
「自分の中では、“仕事”というよりも、やりたい表現を好き放題にやらせてもらっているという感覚が強いので、積極的な“マンガ読み”の方や、最前線にいる書店員の方に、作品としていち早く評価していただいたことがまず嬉しいです」と、坂戸さん。
「旅井(とり)さんの丁寧な作画で仕上がってくるのを、私自身、誰よりも楽しみにしています。特に登場人物が照れているときの、表情や仕草の絶妙な演出が最高に好きですね」
『めしばな刑事タチバナ』は、食べ物を「食べる」のではなく、「語る」マンガ。原作を書く上で、特に気をつけている点は?
「味的…