第19回「電撃大賞」受賞作が決まる 大賞は2作品に
アスキー・メディアワークスが主催する作家・イラストレーターの新人登竜門「電撃大賞」第19回の受賞作品が発表された。小説部門の大賞は同賞史上初となる2作品同時受賞となった。 19回目となる今回は、小説部門・イラスト部門合わせて過去最多となる6771作品が集まった。残念ながらイラスト部門の大賞受賞作は該当作なしという結果になってしまったが、小説部門からは、桜井美奈『きじかくしの夏』と、茜屋まつり『ハロー、Mrマグナム』の2作品同時受賞となった。大賞受賞作品には正賞に加えて副賞として賞金100万円が送られる。
現在はすでに第20回の募集も始まっており、「20回記念特別賞」や学校単位で応募できる「電撃学校大賞」が制定され、賞金の額も増額されている。
同賞からは、『アクセル・ワールド』(川原礫)、『灼眼のシャナ』(高橋弥七郎)、『図書館戦争』シリーズ(有川浩)など数々のヒット作が生まれており、テレビアニメ化されるなど幅広いメディア展開をみせている。
●第19回電撃大賞 受賞作品・受賞者 大賞 『きじかくしの庭』 桜井美奈 大賞 『ハロー、Mrマグナム』…