折り紙の服? 三宅一生の現場に4カ月密着! NHK『デザインのココチ』放送迫る
1971年にファッションデザイナーとしてデビューして以来、三宅氏は日本の伝統を斬新に解釈した作品で世界に旋風を巻き起こしてきた。76歳の今、三宅氏はかつてないほどアイデアにあふれている。若いスタッフと徹底的に試行錯誤を繰り返す創造の現場は、まるで“道場”のようだ。
NHK『デザインのココチ』では、半年にわたりその現場に密着。目下最大のテーマである「折り紙の服」の、あるシリーズの構想から完成までのプロセスをつぶさに記録した。
デザイン画なしに服をつくる、独自のプロセス。若いスタッフをたきつけ、時には否定してみせさえしながら、共に最良の解答に向かってゆく真摯さ。形よりも“着心地”を優先するまなざし。常に布地に触れ続けている、その手…。常に前を向くその姿に触れると、心の中に新鮮な勇気がみなぎってくる。
そんな三宅氏を記録したドキュメンタリー番組『デザインのココチ』は、3月28日(土)放送。
〈三宅さんの言葉〉 「うれしい服がいいね。どう心に響くか考えた方がいいね、ただきれいな服じゃなくて」 「日本の美しさって、あたまと手を同時に使っている。だから独自…