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「三島由紀夫」のレビュー・書評

親友の死から18年… もしも生まれ変わりと出会ったら——三島由紀夫『奔馬 豊饒の海(二)』

親友の死から18年… もしも生まれ変わりと出会ったら——三島由紀夫『奔馬 豊饒の海(二)』

『豊饒の海 第二巻 奔馬 (新潮文庫)』(三島由紀夫/新潮社) 『豊饒の海』は三島由紀夫生涯最後の長編大作。「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の全4巻で構成される、輪廻転生をテーマにした物語。禁断の恋、右翼思想、官能的美女、悪魔的少年を魂が巡る。本作の完結直後に三島は、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地に乗り込み割腹自殺。日本史に残る「三島事件」を起こした。 ・「奔馬」あらすじ  春の雪の中で聡子を待ち続けた清顕が死んでから18年が過ぎた。本多は3…

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もし放射能が目に見えたら、アナタはどうしますか?

もし放射能が目に見えたら、アナタはどうしますか?

 どこかの国では多くの人たちを死に至らしめる“火薬”で作られているはずの花火が夜空に大輪を咲かせるのを見ていると、一体何が危険で何が安全かなどわからなくなってくる。私たちの生活はきっと絶妙な均衡を保って、いつでも平静を装っているのだ。その裏にどれほどの危険が隠されているかなんて知らない。危険なはずのものが時には輝いてみえることだってあるし、どうしても手に触れたくなってしまうことだってある。  『マダムキュリーと朝食を』は小林エリカ氏著の幻想小説だ。三島由紀夫賞に…

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