注目の新刊 『日本の「宗教」はどこへいくのか』 ダ・ヴィンチ2012年2月号
宗教学の第一人者が、日本の宗教の来し方とゆく末を考える。日本の宗教の鍵となる鎌倉仏教を、法然・親鸞・道元・日蓮など担い手による「心の探究」を通して考察。これらの精神的系譜と神仏との関わりが、近代日本の宗教を支えてきたという著者独自の視点が興味深い。
最終更新 : 2018-06-08
元・国際日本文化研究センター教授
宗教学の第一人者が、日本の宗教の来し方とゆく末を考える。日本の宗教の鍵となる鎌倉仏教を、法然・親鸞・道元・日蓮など担い手による「心の探究」を通して考察。これらの精神的系譜と神仏との関わりが、近代日本の宗教を支えてきたという著者独自の視点が興味深い。
宗教学の第一人者が、日本人の宗教観や死生観、肉体/モノ/こころの始末のつけ方の作法を提案する「終活」本。死を思うことで、生き方もおのずと変わってゆくはず。大震災によって命のあり方に注目が集まっている現在だからこそ、じっくり向き合いたい。
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