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「山田孝之」のレビュー・書評

あの夜、あの子と「ヤれたの?」「ヤれなかったの?」『やれたかも委員会』で描かれる、男女間の心の機微【ドラマ放送中】

あの夜、あの子と「ヤれたの?」「ヤれなかったの?」『やれたかも委員会』で描かれる、男女間の心の機微【ドラマ放送中】

『やれたかも委員会』(吉田貴司/双葉社)  過去というものは取り戻すことができない。いくら後悔したところで、現実を変えることはできない。だからこそ人は、「あのとき、もしも勇気を持って一歩踏み出していたらどうなっていたのだろう?」と過去を振り返り、消化不良な思い出に浸るのだろう。  『やれたかも委員会』(吉田貴司/双葉社)は、まさにそんな過去をジャッジするマンガだ。本作で取り上げるのは、「やれたかもしれない一瞬」。思い切って告白をしていたら、つないだ手を…

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『東京都北区赤羽』清野とおるの完全実話。古傷を浄化する抱腹絶倒『バカ男子』

『東京都北区赤羽』清野とおるの完全実話。古傷を浄化する抱腹絶倒『バカ男子』

 学校のトイレでひそかに大をしたのが友達に見つかり、あだ名が「ウンコマン」になる。給食時間、隣の男子と調子にのって笑わせ合い、口に含んだ牛乳を向かいに座る好きな女の子に吹きかけてしまう。卒業文集で「ヒーローになる」などと書いてしまう…。子ども時代にやってしまった失態やバカは古傷となり、思わぬタイミングでうずき、私たちを悶えさせます。  思い出すたびに「あ゛あ゛あ゛あ゛」と叫びたくなる古傷は、忘れたふりを続けている限り、ひょっこりと顔を出します。浄化する方法はただ…

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