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「山内マリコ」のレビュー・書評

人生、折り返してからの方が楽しいってよ! ジェーン・スーとわが道を歩く8人が語る!

人生、折り返してからの方が楽しいってよ! ジェーン・スーとわが道を歩く8人が語る!

『私がオバさんになったよ』(幻冬舎) 『私がオバさんになったよ』(幻冬舎)は、『小説幻冬』(2016年11月号~2018年8月号)での連載「もういちど話したかった」に加筆・修正したものだ。  本書はジェーン・スーさんと8人の論客との対談を収録。その8人とは、光浦靖子、山内マリコ、中野信子、田中俊之、海野つなみ、宇多丸、酒井順子、能町みね子(能町さんとは初対談)の各氏だ。  トークテーマはとくに設けず、自由な対談だったようだが、おおよそその人の過去…

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「女の子らしく」「適齢期になれば結婚」を見つめ直す――“様々な生きづらさ”からの解放を描く『あたしたちよくやってる』

「女の子らしく」「適齢期になれば結婚」を見つめ直す――“様々な生きづらさ”からの解放を描く『あたしたちよくやってる』

『あたしたちよくやってる』(山内マリコ/幻冬舎)  周囲の目を気にせず「自分の希望する道を突き進もう!」と決意しても、それは時としてとても困難なことであるように思う。キャリア、結婚、出産――。20代後半で、これらのライフイベントのことを考えると、必ず「年齢」や「世間的な体裁」で大いに悩んだ記憶がある。加えて、両親が孫の顔を見ることを楽しみにしている現実や、周囲がどんどん結婚して、子育てを開始する様子を見ていると、自分の夢や自信など、いともたやすくポキッと折れ…

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男の見栄と弱音が凝縮。情けなくも愛すべき男たちの孤独物語

男の見栄と弱音が凝縮。情けなくも愛すべき男たちの孤独物語

『選んだ孤独はよい孤独』(山内マリコ/河出書房新社)  女には女の孤独があるように、男には男の孤独がある。『選んだ孤独はよい孤独』(山内マリコ/河出書房新社)は全19の短編集で、男性が人生の中で感じるさまざまな孤独が詰め込まれている。 「男ってなんで、こんなにも情けなくて愛おしいんだろう」――そう感じさせてくれる本書は、男女の価値観のズレや男性が普段見せない心の弱さが楽しめて、おもしろい。 ■彼女ができたばかりの男子高校生が抱える“孤独”…

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アラサー姉妹が奮闘! さびれた商店街の再生のために何ができる?

アラサー姉妹が奮闘! さびれた商店街の再生のために何ができる?

『メガネと放蕩娘』(山内マリコ/文藝春秋)  東京に住んで驚いたことの一つは、「元気な商店街が多いこと」だ。  地方で暮らしていた頃は、商店街で買い物することは少なかった。近くに商店街が存在することは認識していたものの、シャッターを下ろす店が年々増加する一方なので、足は遠のいていった。  内心残念な気持ちはあったものの、郊外にドーンと建設された大型ショッピングモールに車で買い物に行く日常にもすっかり慣れ、商店街が地域にこれまでどのような役割を果た…

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共感せずにはいられません(涙) 胸にチクリと刺さる女ゴコロ短編集

共感せずにはいられません(涙) 胸にチクリと刺さる女ゴコロ短編集

地方出身の女子たちが、上京・恋愛・将来etc…現実に悩み、それでも生きていく姿を描いた8つの短編集。文字に適度な余白があるので、目が疲れず、電子書籍としてとっても読みやすい1冊です。                                              私は地方出身じゃないのですが、共感してしまう“女ゴコロ”がたくさんあって胸がキュゥっとなり、つまされる感じでした。8つの物語が収録されているのですが、その中でも紹介したいのは、「君がどこにも行けな…

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