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志磨遼平 (ドレスコーズ)

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
しまりょうへい

ジャンル

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

ミュージシャン

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毛皮のマリーズ、最後のアルバムはビートルズゆかりのスタジオで収録

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 先日、解散を発表したバンド、毛皮のマリーズのフロントマン・志磨遼平さんが愛読する一冊。それは早川義夫『ぼくは本屋のおやじさん』(晶文社)。

「早川さんはジャックスというバンドをやっていらした方で、23歳で引退して、本屋を開いて、隠居しちゃうんですよね。なんていうか、非常にシンパシーを感じまして。あるんですよ、僕にも老成への憧れが」と志磨さん。

 とはいえ、この本を読むと、「本が好きだし楽そうだから」と本屋を開いたはずが、早川さん、ちっとも楽そうじゃない。

 「“立ち読みは是か非か”とか一個一個真面目にぶつかるじゃないですか。生きるのが上手じゃないというか、順応して生活を営めないというか、胸を張って言うことでもないですけど、お気持ちはわかりますと」

 では23歳の頃の志磨さんはどんなだったのかとたずねれば「クソでしたねえ」と振り返る。

 「高円寺のアパートに引きこもって、曲をつくっては捨て、つくっては捨て……自分でも未熟なのがわかるから発表したくはないわけです。早く歳をとりたいという思想はそういう時に楽なんですよ。若いうちになんとかしなきゃと焦らずに済む」

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毛皮のマリーズ 志磨遼平「これ読んだ翌日に夜行バスに乗って東京に出てきたんです」

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毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、昨年4月のメジャーデビュー以来、破竹の快進撃を続ける毛皮のマリーズ・志磨遼平さん。3rdアルバム『毛皮のマリーズのハロー! ロンドン(仮)』のリリースを前に、人生を変えた1冊を語ってくれた。

本誌では早川義夫の『ぼくは本屋のおやじさん』を紹介してくれた志磨さん。ここではもう1冊、上京する時、背中を押してくれた本、美輪明宏の『紫の履歴書(新装版)』の話を。

「これを読んで、もう東京に行くしかないって、次の日に夜行バスに乗って出てきたんです。美輪さんの信念を持ってやってきたドラマチックな半生を読んで、ハートに火をつけられまして。行くなら計画的にとかじゃなく、ポーンと飛び出したほうがドラマ感が増すわけで、その時にやっていたバンドのメンバーにも“ごめん。東京行くわ、明日”とお別れして」

バンド名の由来となった戯曲『毛皮のマリー』は寺山修司が美輪明宏のために書き下ろした作品でもある。

「『紫の履歴書』に、なるべく美しいものを身の…

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