「娘を殺した母親は、私かもしれない」――柴咲コウ主演で角田光代『坂の途中の家』ドラマ化
角田光代の大人気小説『坂の途中の家』が、2019年春からWOWOWで連続ドラマ放送決定。特報映像も公開され、ファンからは「これは待ち遠しすぎる!」と歓喜の声が上がっている。
同作は、専業主婦・山咲里沙子の生活を描いたヒューマンサスペンスストーリー。里沙子は、三歳の娘・文香と夫の3人で平穏な日々を送っていた。そんな時、裁判所から刑事事件の裁判員候補者に選ばれたという通知が届く。対象となる事件は、里沙子と同じ年頃の専業主婦・安藤水穂が生後8カ月の娘を浴槽に落として虐待死させたという衝撃的な案件。裁判所での面談を経て、里沙子は裁判員が急病などで欠席のときに代わりを務める「補充裁判員」へ選ばれることに。
同じ子供を持つ母として、我が子を殺めた水穂に嫌悪感を抱く里沙子。しかし裁判の開廷後、里沙子は徐々に被告自身の境遇に自らの過去を重ね始める。家庭という密室で夫婦や親子の間で交わされた言葉は、時に刃物のように突き刺さることも。里沙子はやがて自身の心に眠っていた混沌とした感情に惑わされていくのだった─。
里沙子役を演じるのは、大河ドラマ「おんな城主 直虎」…