東出昌大が“顔の見えない男”役で小説の世界に! 芥川賞作家・柴崎友香の最新作 『つかのまのこと』8/31発売!
『つかのまのこと』(柴崎友香、東出昌大/KADOKAWA)
芥川賞作家・柴崎友香氏の最新作『つかのまのこと』が8/31(金)に発売されることが決定した。
本作は、柴崎氏が俳優・東出昌大氏をイメージに純文学小説を執筆。描かれた<物語>を起点に写真家・市橋織江が世界観を撮り下ろし、本書の随所に写真が散りばめられる。作家、俳優、写真家という各界で第一線を走るクリエイターたちが作り上げた、これまでにない「新しい」純文学作品となっている。
偶然にも同時期(9月1日)公開となったもう一つの柴崎氏原作×東出氏主演の映画『寝ても覚めても』とも一味違うのが『つかのまのこと』だ。ぜひ読者の自由な想像力で楽しんでほしい。
東出昌大さんの存在感から浮かんできたイメージをたぐり寄せるよう に想像が膨らんでいきました。いくつかの時間といくつかの心が重なりあう小説になりま したが、市橋織江さんの写真を見たとき、わたし自身もすっとその世界に入っていけるよ うな気持ちになりました。小説も写真も、ページをめくるその人の思い思いの時間で楽し んでもらえるものです。普段見ている風景の…