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柴田元幸

職業・肩書き
作家
ふりがな
しばた・もとゆき

「柴田元幸」のおすすめ記事・レビュー

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村上春樹さん13年ぶりのトークイベント たっぷり2時間レポートします!

村上春樹さん13年ぶりのトークイベント たっぷり2時間レポートします!

 「こんばんは、村上春樹です」

作家・村上春樹さんが姿を現したのは、4月27日(木)新宿サザンシアターにて開催された13年ぶりとなるトークイベント「本当の翻訳の話をしよう」。70余点の訳書をまとめた『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事』(中央公論新社)の刊行を記念した当イベントは、460人ほどの定員に対し、応募倍率15倍という盛況ぶり。

イベントでは、翻訳家・村上春樹として、翻訳のしかたやコツが丁寧に語られた。「小説は好きなようにやるけど翻訳のときは自分のエゴをできるだけ殺して制約の中で謙虚にやりたい。それは小説にとてもよい影響を与えているし精神の血行がよくなっている」と話し、翻訳と小説という相反する作業を交互に、「35年間心地よいリズムでやってきた」という村上さん。人生の節目に繰り返し読んだ作品はスコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』。高校生の時に“こんなに素晴らしい文章があるのか”と感銘を受けたのは、トルーマン・カポーティーの「無頭の鷹」などなど、村上さんの翻訳世界が広がるイベントは、時に笑いを誘い拍手がおこり、温かい雰囲気の中進…

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村上春樹、文芸誌『MONKEY』で復刊してほしい翻訳小説を語る! ロングインタビューも掲載

村上春樹、文芸誌『MONKEY』で復刊してほしい翻訳小説を語る! ロングインタビューも掲載

 アメリカ文学研究者であり、稀代のメキキスト・柴田元幸が、古今東西の文学世界を変幻自在に遊びつくす文芸誌『MONKEY』の最新号が、2015年10月15日(木)に発売された。同号では、最新作『職業としての小説家』の発売を記念し、作家の川上未映子による村上春樹のロングインタビューが掲載されている。  また、特集の“古典復活”では、村上と柴田の古典小説をめぐる対談を収録。さらに、2人の“復刊してほしい翻訳小説リスト100”も掲載されている。そのほか、夏に来日したカズオ・イシグロの講演会や、同号から始まった松本大洋と工藤直子の新連載も要注目だ。 <主なコンテンツ> 特集 古典復活 対談 村上春樹+柴田元幸「帰れ、あの翻訳」 復刊してほしい翻訳小説100 新訳 ジャック・ロンドン『病者クーラウ』 訳:村上春樹 新訳 カーソン・マッカラーズ『無題』 訳:柴田元幸 新訳 トマス・ハーディ『萎えた腕』 訳:柴田元幸 絵物語 きたむらさとし『外套』 『職業としての小説家』刊行記念:村上春樹インタビュー 「優れたパーカッショニストは、一番大事な音を叩かない」 聞…

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注目の新刊 『柴田元幸翻訳叢書 アメリカン・マスターピース 古典篇』 ダ・ヴィンチ2013年12月号

注目の新刊 『柴田元幸翻訳叢書 アメリカン・マスターピース 古典篇』 ダ・ヴィンチ2013年12月号

人気翻訳家が米国の短編小説の名作を厳選した〈ザ・べスト・オブ・ザ・べスト〉。この『古典篇』には、ホーソーン、メルヴィルら8人の著者による、小説7編と6つの詩を収録。ポー「モルグ街の殺人」とへンリー・ジェームズ「本物」は、本書のための訳し下ろしだ!

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注目の新刊 『書き出し「世界文学全集」』 ダ・ヴィンチ2013年11月号

注目の新刊 『書き出し「世界文学全集」』 ダ・ヴィンチ2013年11月号

名作と呼ばれるものは全て読みたいと思うものだが、なかなか時間がとれないという人は少なくない。そんな人向けに名作の書き出しばかりを集めたのが本書。多彩なジャンルの世界の名作73作。「書き出し『重訳で読む世界文学』篇」など楽しみ方が広がるブックガイドだ。

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注目の新刊 『佐藤君と柴田君の逆襲!!』 ダ・ヴィンチ2013年10月号

注目の新刊 『佐藤君と柴田君の逆襲!!』 ダ・ヴィンチ2013年10月号

ともに英米文学の名翻訳者・紹介者として知られ、ポップカルチャーにも造詣が深く共通点の多いふたりが、縦横に語り合うジョイント・エッセイ集。同僚時代の東大裏話に始まり、翻訳論、音楽論、本をめぐる話など、『佐藤君と柴田君』が18年ぶりにパワーアップして復活。

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注目の新刊 『失踪者たちの画家』 ダ・ヴィンチ2013年10月号

注目の新刊 『失踪者たちの画家』 ダ・ヴィンチ2013年10月号

いなくなった人々の肖像を描く孤独な青年フランク。彼が恋した相手は、犯罪現場の死体撮影をする女性写真家のプルーデンス。彼女が姿を消したことで青年は探す旅に出て、監獄、人形工場、奇妙な裁判所へと彷徨う。奇想天外かつ幻想的な物語世界をご堪能あれ。

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注目の新刊 『こころ朗らなれ、誰もみな』 ダ・ヴィンチ2013年2月号

注目の新刊 『こころ朗らなれ、誰もみな』 ダ・ヴィンチ2013年2月号

訳者自身は「まったく新しいヘミングウェイ像を提示できたなどとは全然思わない」と謙遜するが、訳にも収録作の選択にもこだわりの感じられる新しいヘミングウェイ短編集である。シンプルな言葉で綴られたゆえに生き残ってきた作品の魅力が再確認できるはずだ。

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注目の新刊 『ブルックリン・フォリーズ』 ダ・ヴィンチ2012年7月号

注目の新刊 『ブルックリン・フォリーズ』 ダ・ヴィンチ2012年7月号

ドジでもヘマでも大丈夫。幸せは思いがけないところから転がりこんでくる――。余生を過ごせる場所としてブルックリンを選んだネイサンは、自由で気ままな人びとの冒険に巻きこまれてゆく。オースターならではのブルックリン讃歌。家族の再生の物語。

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青い煮凝り

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ガラスの街

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柴田元幸
出版社
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2009-10-31
ISBN
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作家
エドワード・ゴーリー
柴田元幸
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河出書房新社
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2022-11-24
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文藝春秋 コーネルの箱

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蟲の神

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Edward Gorey
柴田元幸
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河出書房新社
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インディアナ、インディアナ

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2023-03-02
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9784991285110
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