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「酒井順子」のレビュー・書評

「超○○」「オレオレ詐欺」…あの言葉はなぜ生まれ、なぜ消えていった? 酒井順子氏が、流行りすたりの激しい言葉の変遷をたどる!

「超○○」「オレオレ詐欺」…あの言葉はなぜ生まれ、なぜ消えていった?  酒井順子氏が、流行りすたりの激しい言葉の変遷をたどる!

『負け犬の遠吠え』がベストセラーとなったエッセイスト、酒井順子氏の新刊は『うまれることば、しぬことば』(集英社)。書名の通り、ある言葉が流行っては廃れていく現実を観察/考察/洞察し、その背景にある時代状況をつぶさに探った本である。 言語の推…

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明治時代の鉄道は平成時代のインターネット! 鉄道紀行界の二大巨星を女性目線から綴る『鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む』

明治時代の鉄道は平成時代のインターネット! 鉄道紀行界の二大巨星を女性目線から綴る『鉄道無常 内田百閒と宮脇俊三を読む』

鉄、鉄ちゃん、鉄子……。 現在は鉄道ファンを様々な名称で呼び、テレビでも鉄道番組が増え、すっかり市民権を獲得している「鉄道」。文学の世界にも鉄道好きは数多いが、とりわけ傑出しているのが内田百閒と宮脇俊三であることに異を唱える人はいないだろう。…

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男性の前で無知なフリをしたり夫を主人と呼んでみたり。男尊女卑ギライの女性にも潜む“男尊女子”の矛盾

男性の前で無知なフリをしたり夫を主人と呼んでみたり。男尊女卑ギライの女性にも潜む“男尊女子”の矛盾

男尊女子。それは〈「女は男を立てるもの。女は男を助けるもの」という感覚を持ち、そこに生きがいを感じる女子〉のことだと、著書『男尊女子』(集英社文庫)で酒井順子さんは言う。 好きな人のお世話をしたり、無知なフリをして「おまえばかだなあ」と言わ…

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リア充・清少納言に、こじらせた紫式部、メンヘラ化する藤原道綱母……あなたが友達になるなら?『平安ガールフレンズ』

リア充・清少納言に、こじらせた紫式部、メンヘラ化する藤原道綱母……あなたが友達になるなら?『平安ガールフレンズ』

「この人とは、仲良くなれる!」と思う瞬間はいつだろう?酒井順子さんが清少納言に対して親友のような気持ちを抱いたのは、『枕草子』を読んで「眉毛を抜くときの顔は“もののあはれ知らせ顔”」と書かれていたのがきっかけらしい。もののあはれ知らせ顔、の…

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人生、折り返してからの方が楽しいってよ! ジェーン・スーとわが道を歩く8人が語る!

人生、折り返してからの方が楽しいってよ! ジェーン・スーとわが道を歩く8人が語る!

『私がオバさんになったよ』(幻冬舎)は、『小説幻冬』(2016年11月号~2018年8月号)での連載「もういちど話したかった」に加筆・修正したものだ。 本書はジェーン・スーさんと8人の論客との対談を収録。その8人とは、光浦靖子、山内マリコ、中野信子、田…

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「相手を下に見る」というエグイ心理と真摯に向き合う心理的黒歴史エッセイ

「相手を下に見る」というエグイ心理と真摯に向き合う心理的黒歴史エッセイ

「いじめ」が大きな社会問題になる中、とある新聞で元いじめっこの記事を読み「とうとういじめっこ側のカミングアウトがはじまった」ことを認識した著者が、その事実に触発され、どちらかといえば「いじめっこ側」に位置したという幼少期から現在の自身の姿…

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