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樹木希林

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
きき・きりん

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1943年東京生まれ。61年文学座に入り、女優デビュー。64年に森繁久彌主演のドラマ『七人の孫』で人気を博す。以来、数々の作品に出演。2013年映画『わが母の記』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。15年は出演した映画『あん』と是枝裕和監督『海街diary』がともにカンヌ国際映画祭に出品された。

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『週刊文春WOMAN』創刊5周年&『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』刊行記念! 内田也哉子さん×小泉今日子さんの貴重なトークイベントが開催

『週刊文春WOMAN』創刊5周年&『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』刊行記念! 内田也哉子さん×小泉今日子さんの貴重なトークイベントが開催

写真提供/文藝春秋

 2024年1月22日、東京・新宿紀伊國屋ホールにて、『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』(文藝春秋)を刊行した内田也哉子さんと、ゲストの小泉今日子さんのトークイベントが開催された。テーマは「人生に訪れる喪失と、人と出会うことについて」。内田さんの両親・樹木希林さんと内田裕也さん、さらには夫の本木雅弘さんとも親しい小泉さんとの対話は、とても親密で温かいものだった。チケットがソールドアウトした注目イベントをダイジェストでご紹介する。

『BLANK PAGE 空っぽを満たす旅』(内田也哉子/文藝春秋)

出会いは19歳と29歳

『週刊文春WOMAN』創刊5周年記念でもある今回のイベント。満席の会場は女性が多いかと思いきや、男性も多く年齢層もバラバラ。ふたりがにこやかに可憐に登壇すると、会場全体が「パッ」と明るくなるようだった。

 司会役の『週刊文春WOMAN』編集長によれば、今回の対談は内田さんから小泉さんへのラブコールから実現したとのこと。小泉さんはアイドル時代に「花の82年組」として内田さんの夫・本木さんと仲良しの同期であり、ト…

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樹木希林さんは「チャーミング」一番近かった友人・浅田美代子さんが語ったふたりの関係

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 樹木希林さんが亡くなって3年。このほど、希林さんの大の仲良しだった女優の浅田美代子さんが、希林さんとの思い出と自らの人生を綴ったエッセイ『ひとりじめ』(文藝春秋)を出版された。希林さんへの思い、年齢のこと、生き方のこと…出版に際し自然体の生き方が魅力的な浅田さんにお話をうかがった。

(取材・文=荒井理恵 撮影=下林彩子)

チャーミングだった希林さんを伝えたい

――お友だちの林真理子さんと中園ミホさんと元編集者の林淳子さんに本書の執筆を勧められたそうですね。

浅田美代子氏(以下、浅田):ずっと希林さんから「私の語り部になってね」と言われていたんですが、私は本を書いたこともないし、インタビューなんかでお話ししていければいいかと思ってもいたんですね。そしたら3人にたまたま背中を押してもらって、ふと「そうだな」と。 『ひとりじめ』(浅田美代子/文藝春秋) ――希林さんが亡くなって3年が経ちますが、その年月で言葉にできる状況になったのでしょうか?

浅田:そろそろ振り返ってみようかな、と。それであらためて考えてみたら、本当に節々に希林さんがいてくれてたんだと気がつ…

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樹木希林が言葉を詰まらせながら語った“9月1日”の悲劇とは?『news zero』に娘・内田也哉子が出演

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『9月1日 母からのバトン』(著:樹木希林、内田也哉子/ポプラ社)

 2019年8月29日(木)、日本テレビ系の番組『news zero』に内田也哉子が出演した。彼女が語ったのは、8月2日(金)に発売された樹木希林との共著『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)について。同書は樹木希林が遺した言葉と、それを受けて内田也哉子が考え、対話し、その末に紡ぎだした言葉をまとめた一冊だ。樹木希林が本当に伝えたかったことは何なのか、『news zero』で内田也哉子は同書をより深く理解するためのヒントを教えてくれた。

「死なないで、死なないで……。今日は、大勢の子どもが自殺してしまう日なの」。昨年の9月1日、病室の窓の外に向かって樹木希林は言葉を詰まらせながらそう呟いたらしい。夏休みが終わり2学期に突入するその日、多くの子どもたちが陰鬱な気持ちを抱えている。

 内田也哉子は「癌でいつ死ぬかわからない状態で死が現実味を帯びてきたときに、健康もあって、未来もあって、命を落としていく子どもたちに何か伝えたかったのだと、そのときは困惑もしたけれど、今になって子どもたちに…

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「2019年上半期ベストセラー」総合第1位は、樹木希林『一切なりゆき』! 小説第1位に瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』

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 大手書籍取次のトーハン、日販が「2019年上半期ベストセラー」を発表し、いずれのランキングでも、昨年9月に亡くなった樹木希林さんの『一切なりゆき 樹木希林のことば』(文藝春秋)が、上半期ベストセラー「総合」第1位となった。本作は、「新書ノンフィクション」部門でも1位を獲得した。

 また、小説部門(トーハン「単行本文芸書」、日販「単行本フィクション」)では、「2019年本屋大賞」を受賞した瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』が第1位となった。

『一切なりゆき』は、樹木希林さんが残した154のことば集。2018年12月20日に発売され、たちまち話題となり2019年3月には100万部を突破。現在は累計発行部数120万部(21刷)にも上る。

 発売当初は、50代、60代の女性読者が中心だったが、100万部を突破してからは、30代、40代の読者が増えているという。5月29日に発表された「第12回オリコン上半期“本”ランキング2019」でも、「BOOK総合」部門第1位、「タレント本」部門第1位と快挙を見せた。

 では、『一切なりゆき』の読者は、どういった感…

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「がんがなければつまらなく死んでいった」樹木希林の前向きすぎる言葉に反響続出! 累計54万部突破の『樹木希林 120の遺言』

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『樹木希林 120の遺言 死ぬときぐらい好きにさせてよ』(樹木希林/宝島社)

 2019年1月28日(月)に発売され、今なお好調な売り上げを見せている書籍がある。それは昨年9月に亡くなった女優・樹木希林さんが生前に遺した言葉をまとめた『樹木希林 120の遺言』(樹木希林/宝島社)だ。

 同書はテレビ番組や新聞、雑誌、フリーペーパーなどさまざまなメディアから、心に響く樹木さんの言葉を厳選した1冊。「老い、孤独、病気、仕事、家族、夫婦関係」、誰もが人生で直面する“壁”をどう乗り越えればいいのか… 彼女の言葉には、そんな問題へのヒントが隠されている。

 常識に縛られず“あるがまま”に生きた彼女らしいメッセージに、読者からは「樹木希林の生き様が、彼女の発した言葉によく映し出されている。“自然体”の意味を改めて思い知らされた」「樹木さんの人生における“潔さ”みたいなものを感じられたな。我が人生も、かくありたい」「考え方と言葉の使い方がとても魅力的です。落ち込んだ時に本を開くと本当に勇気をもらえる」と絶賛する声が続出。どうやら樹木さんの言葉に励まされたという人は…

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黒木華、樹木希林、多部未華子が共演! 茶道エッセイ『日日是好日』映画化決定に期待の声

黒木華、樹木希林、多部未華子が共演! 茶道エッセイ『日日是好日』映画化決定に期待の声

 森下典子のエッセイ『日日是好日 ―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―』が映画化されることが決定した。主演には黒木華が出演することも明かされ、「イメージぴったり! これは楽しみ」「実力派女優が典子を演じてくれることが嬉しい」とファンから期待が寄せられている。  作者の森下は約25年間茶道教室に通っており、同作は教室での日々を中心に綴ったエッセイ。森下は決まりごとの多い窮屈な茶道を通じて、「“自分は何も知らない”ということを知る」「五感で自然とつながること」「自分の内側に耳をすますこと」など、人生において大切なことを学んでいく。  「日日是好日」は中国から伝わる禅語の一つで、“ありのままに生きれば毎日は新鮮でよい1日になる”と言う意味を持つ言葉。読者からは「心豊かになれる1冊」「森下さんの先生も森下さんの感性も素晴らしい」「何度も繰り返しゆっくり読みたい本」と絶賛の声が続出しており、「茶道という世界に触れてみたくなった」と、茶道そのものに興味を持つ人も多い作品だ。  映画は「日日是好日」というタイトルで製作され、黒木が演じるのは主人公の典子。物…

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本木雅弘も苦笑…樹木希林の「不倫」賞賛コメントがさすが!

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出典:映画『永い言い訳』公式サイトより

 デイリースポーツの芸能欄によると、俳優・本木雅弘(50)が10月3日、都内で行われた主演映画『永い言い訳』(10月14日公開)の試写会で、義母の女優・樹木希林(73)とトークショーを行ったらしい。  2人が一緒に登場するのは2012年の5月以来で、(普段)本木は自宅で樹木と家事に励んでいることなどを明かしたという。そんななか、取材陣から「不倫」について質問された樹木は、以下のような持論を展開した……のだそう。

(不倫を)やってみて。後が大変だと分かって人間的に成熟すればいいの」(本木がこの質問に対して、しどろもどろしていると)「本木さんは後が面倒くさいだけで(不倫を)していないんでしょ?」(と代弁?し、本木を苦笑させた)

 なんとも大胆な「持論」である。とくに今年に入ってから、よりいっそうの激しさを増している“不倫狩り”の風潮に逆行する……というよりは「迎合」なる概念が端っから抜け落ちている、「迎合」なんて言葉すら知りません的な、見事なまでの泰然たる達観したコメントだ。  この樹木の見識が正し…

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「遺作になることを望まれている」樹木希林が元ハンセン病患者を演じる映画『あん』制作発表会見レポート

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 2015年注目の1作がある。映画『あん』だ。 「全身がん」を公表しながら活動を続ける樹木希林が、元ハンセン病患者の主人公を演じる本作。監督は、日本人女性映画監督として初の快挙となる、フランス政府から贈られる芸術文化勲章“シュバリエ”を受賞したばかりの河瀬直美。河瀬監督は過去にも、カンヌ国際映画祭やウラジオストク国際映画祭での受賞歴があり、海外での評価も高い、いま注目の女性監督だ。

『あん』は、作家でミュージシャンのドリアン助川氏が手がけた同名小説が原作。あることがきっかけでムショ暮らしを経験した後、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった千太郎。ある日、その店の求人募集の貼り紙をみて、千太郎にその店で働くことを懇願する老女、樹木希林演じる“徳江”が現れる。徳江は、ハンセン病を患った過去を持ち、いつしかそのことが、近所の噂になってしまう。徳江がつくる「粒あん」の美しさにお客が集まりお店が軌道にのった矢先だった。次第に客足が遠のき、「どら春」の状況を察した徳江は、清く店を去ることを決める。それ以来、徳江は姿を見せることはなかった。いったい徳江はどこ…

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作家
樹木希林
出版社
宝島社
発売日
2019-01-28
ISBN
9784800291929
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樹木希林 ある日の遺言 食べるのも日常 死ぬのも日常 (DVDブック)

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作家
樹木希林
田川 一郎
出版社
小学館
発売日
2019-04-19
ISBN
9784094804553
作品情報を見る

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