「あの泣ける小説が遂に映画に…!」 重松清の『ステップ』が山田孝之主演で実写映画化
『ステップ』(重松清/中央公論新社) 重松清の小説『ステップ』が、山田孝之主演で実写映画化されることが明らかに。國村隼や余貴美子、広末涼子といった俳優陣の出演も発表され、「あの泣ける小説が遂に映画に…!」「このキャストなら絶対に観たい」と話題になっている。 同作を手がける重松は、1991年に『ビフォア・ラン』でデビューした小説家。『流星ワゴン』『とんび』『その日のまえに』など、映像化された作品も数多く存在する人気作家だ。『ステップ』で描かれているのは、結婚3年目で突然妻・朋子を亡くした男・健一と彼の娘・美紀の物語。美紀の初登園から小学校卒業までの10年間が、季節のうつろいと共に切り取られている。 “のこされた人たち”の成長をテーマとした同作には、「穏やかな語り口の暖かい物語なのに、気づいたら涙が止まらない」「親子そろっていろんなことを学んでいく姿に胸を打たれた」「悲しみをどう受け止めるか、という問題の答えがここにある」と読者から感動の声が続出。特に子どもを持つ親世代に絶賛されているようだ。 映画では健一を山田が演じ、美紀役はオーディション…