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「小手鞠るい」のレビュー・書評

戦時中、少年は死体を見ても驚かなくなった。太平洋戦争を懸命に生きた「普通の人々」をせつなくユーモラスに綴る『川滝少年のスケッチブック』

戦時中、少年は死体を見ても驚かなくなった。太平洋戦争を懸命に生きた「普通の人々」をせつなくユーモラスに綴る『川滝少年のスケッチブック』

映画『この世界の片隅に』の大ヒットがきっかけとなって、NHKで「#あちこちのすずさん」キャンペーンが行われるなど、太平洋戦争を懸命に生きた「普通の人々」の戦争体験が注目されるようになった。「ホットケーキの隠し味は機械油だった」「洋服の生地は日…

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子どもの読書時間にオススメ! 読めば勇気が湧いてくる、女の子が活躍する冒険アンソロジー

子どもの読書時間にオススメ! 読めば勇気が湧いてくる、女の子が活躍する冒険アンソロジー

女の子にだって、ときには冒険が必要です。一歩踏み出すと、見える世界はたちまち変わってくるもの。子どもの頃は、『長くつしたのピッピ』や『ハックルベリー・フィンの冒険』、『ふたりのロッテ』などに登場する活発な女の子たちの姿に心躍らせたという人…

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とにかく熱いプラトニックラブ! すべてを超越して思い合った男女。こんなに切ない話ある?

とにかく熱いプラトニックラブ! すべてを超越して思い合った男女。こんなに切ない話ある?

本書『炎の来歴』(小手鞠るい/新潮社)に描かれているのは、男女の熱い書簡の記憶である。アメリカ人女性と日本人男性が交わしたエアメール。事情があり現物はないが、記憶ではその男性に「彼女は消えない炎のような人だった」と言わしめたほど。 女性が送…

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「原爆とはなんだったのか」――アメリカ人の若者たちが徹底討論! 米国在住の日本人作家・小手鞠るいの新刊『ある晴れた夏の朝』

「原爆とはなんだったのか」――アメリカ人の若者たちが徹底討論! 米国在住の日本人作家・小手鞠るいの新刊『ある晴れた夏の朝』

1945年8月6日、広島にウラニウム型原子爆弾「リトルボーイ」投下。同年8月9日、長崎にプルトニウム型原子爆弾「ファットマン」投下。同年8月15日、日本はポツダム宣言を受け入れて無条件降伏し、太平洋戦争は終結した。 アメリカの2発の原爆投下によって多く…

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