読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

松浦だるま

職業・肩書き
マンガ家
ふりがな
まつうら・だるま

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

2009年第12回イブニング新人賞「ゆうきまさみ大賞」優秀賞、12年第19回イブニング新人賞「宇仁田ゆみ大賞」優秀賞を受賞。13年より『イブニング』で『累』の連載を開始。初連載ながら「美醜」の本質に迫る衝撃的なストーリーで大きな話題を呼ぶ。『誘』で小説家デビューを果たす。

「松浦だるま」のおすすめ記事・レビュー

  • レビュー・書評

過激な設定で真実をあぶり出そうとするコミック『累』

過激な設定で真実をあぶり出そうとするコミック『累』

 『累』は過激なコミックである。

 累と聞いてまっさきに思い浮かぶのは、江戸期に書かれた「累ヶ淵」という怪談話だろう。ストーリーは入り組んで一朝一夕には読み通せないものの、この話は物語は明治に入って落語家の三遊亭円朝の手で再構築されるのだが、この噺が本作のモチーフになっていると思うのは、両作に、「累」という極端に顔の醜い少女が登場するからだ。どれくらい醜いかといえば、彼女の顔はずうっと髪に隠れて全貌を把握することができない。読み手の想像力でその髪の下に隠されている容貌を判断してくれっていう作者の手法は、非常に効果的に作用している。

 累は顔かたちの醜さから高校でイジメにあう。

 人は美醜で差別をする生き物だが、ひどく醜怪な顔立ちの彼女の心の傷はそうとうなものだったのだろう、得意な演劇の世界で傷を挽回しようと考える。代償行為というやつだ。実は累には大切な秘密があって、母・透世から手渡された口紅をぬり、見目麗しい人物にキスすると、顔がそっくり入れ替わるのだ。他者と入れ替わった累は圧倒的な演技力で聴衆を魅了することになる。

 だから、この物語は「ガラスの仮面」…

全文を読む

「松浦だるま」のレビュー・書評をもっと見る

「松浦だるま」の本・マンガ

  • ランキング

太陽と月の鋼 (2) (ビッグコミックス)

太陽と月の鋼 (2) (ビッグコミックス)

作家
松浦だるま
出版社
小学館
発売日
2021-03-30
ISBN
9784098608737
作品情報を見る
太陽と月の鋼 (1) (ビッグコミックス)

太陽と月の鋼 (1) (ビッグコミックス)

作家
松浦だるま
出版社
小学館
発売日
2020-10-30
ISBN
9784098607501
作品情報を見る
いまかこ (イブニングKC)

いまかこ (イブニングKC)

作家
松浦だるま
出版社
講談社
発売日
2020-02-21
ISBN
9784065180211
作品情報を見る
松浦だるま「累」画集 紅虹

松浦だるま「累」画集 紅虹

作家
松浦だるま
出版社
講談社
発売日
2018-09-07
ISBN
9784065135693
作品情報を見る
累(14) (イブニングKC)

累(14) (イブニングKC)

作家
松浦だるま
出版社
講談社
発売日
2018-09-07
ISBN
9784065125670
作品情報を見る
累(13) (イブニングKC)

累(13) (イブニングKC)

作家
松浦だるま
出版社
講談社
発売日
2018-04-23
ISBN
9784065111338
作品情報を見る
累(13)特装版 (プレミアムKC)

累(13)特装版 (プレミアムKC)

作家
松浦だるま
出版社
講談社
発売日
2018-04-23
ISBN
9784065112526
作品情報を見る
累(12) (イブニングKC)

累(12) (イブニングKC)

作家
松浦だるま
出版社
講談社
発売日
2017-10-23
ISBN
9784063546910
作品情報を見る

「松浦だるま」人気の作品ランキングをもっと見る

「松浦だるま」の関連画像・写真

「松浦だるま」の関連画像・写真をもっと見る