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松尾スズキ

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
まつお・すずき

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1962年福岡県生まれ。「大人計画」主宰。『ファンキー! 宇宙は見える所までしかない』で第41回岸田國士戯曲賞受賞。2004年、映画『恋の門』で監督デビュー。06年『クワイエットルームにようこそ』、10年『老人賭博』が芥川賞候補に。08年、映画『東京タワー オカンと僕と、時々、オトン』で第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1997年
『ファンキー!宇宙は見える所までしかない』第41回岸田国士戯曲賞

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自身の過去や現在、家族、仕事のこと、誰もが避けて通れない「人生の謎」を描きます。1988年に劇団「大人計画」を旗揚げ、主宰として多数の作・演出・出演を務める、著者・松尾スズキさん。雑誌『GINZA』で2018年から連載してきたエッセイを1冊にまとめました。『人生の謎について』作品の一部をご紹介します。

※本作品は松尾スズキ著の『人生の謎について』から一部抜粋・編集しました

『人生の謎について』(松尾スズキ/マガジンハウス)

阿部サダヲの謎について

 不思議なことが起きているな、と、日々思っている。  今現在、私が作・演出する『キレイ』という芝居を渋谷のシアターコクーンで上演しているのだが、ついに最終回を迎えてしまっている『いだてん』の出演者が、この芝居にも多数出演している。第一回東京オリンピックの立役者・田畑政治を演じる阿部サダヲはじめ、皆川猿時、荒川良々、近藤公園、麻生久美子さん、神木隆之介くん、前半は私も。まあ、大人計画の人間である宮藤官九郎が脚本を書…

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※本作品は松尾スズキ著の『人生の謎について』から一部抜粋・編集しました

『人生の謎について』(松尾スズキ/マガジンハウス)

生きちゃってどうすんだ

 六年前、五十歳になった記念に一人芝居を書いて自分で演じた。  期限付きの高級老人ホームに入った元芸人が、百歳になるまで生きたあげく、入所期限が尽き、追い出されてホームレスになる、という話だ。『生きちゃってどうすんだ』という、そのまんまのタイトルの芝居だ。最初に数千万円の入所金を支払えば、二十年ほど優雅な介護生活を保証されると謳う高級老人ホームの広告を見て、ん? まてよ、そこで二十年以上生きてしまった場合、その老…

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【「これまで」と「これから」】宮藤官九郎と阿部サダヲ/松尾スズキ『人生の謎について』

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※本作品は松尾スズキ著の『人生の謎について』から一部抜粋・編集しました

『人生の謎について』(松尾スズキ/マガジンハウス)

「これまで」と「これから」

 よくできた物語だなと思う。自分が出ておいてなんだが、『いだてん』の放送を毎週心待ちにしている。誰よりファンだ、と言ってしまいたい。プロローグが終わり、大友良英さん作曲の勇壮なオープニングタイトルが始まる瞬間の高揚感、あれは、素晴らしい。それが、俳優と過去のオリンピック映像と絵をダイナミックにCGで掛け合わせたタイトルバックに重なると、ああ、たまらん、となる。私は、橘家圓喬という落語家の役で出ているのだが、私…

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※本作品は松尾スズキ著の『人生の謎について』から一部抜粋・編集しました

『人生の謎について』(松尾スズキ/マガジンハウス)

穴からいでて…

 人間にはいくつかの穴がある。たいがいは見せたくはない穴なので、それは隠されている。目、耳、鼻、見えている穴もあるが、覗き込まれると困惑する。いろいろあるがおのれの穴の件は、そっとしておいてほしい。誰しもそんな風情で町を歩いている。  ところで、数年前、故郷を失った。  北九州のある田舎町の借地に建っていた家だった。最後まで住んでいた母が介護型老人ホームに入り、老朽化も進んでいたので盛大に取り壊したのだ。  小さな山のふ…

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※本作品は松尾スズキ著の『人生の謎について』から一部抜粋・編集しました

『人生の謎について』(松尾スズキ/マガジンハウス)

ほしたらな

 私は、親友というものをもてない。それにはわけがあって、そのことを書こうと思う。  この頃は芝居をやればやるほどへとへとになる。なにしろ毎回、数万人の客を相手にするのだ。それを思うと一番風当たりの強い場所にいる私は、いや、それこそが面白いのだが、どこかでビビっている。その事実に知らぬうちに身体がひどくこわばるのだ。  今、朝、一人書斎で原稿を書いているが、一人、いい。この静寂に満ちた時間がとてつもなくいい。  そう感じると…

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※本作品は松尾スズキ著の『人生の謎について』から一部抜粋・編集しました

『人生の謎について』(松尾スズキ/マガジンハウス)

正解の挫折

「たられば」の話はするなとよく人は言う。そうは言ってもと私は思う。人生というものは選択の連続で、あの時「こうしていたら」「こうしていれば」という思いは、どうやったって発生する。我慢できない。私は連載第一回を目の前にして「たられば」を我慢できない。  子供の頃、将来は普通にマンガ家になるものだと思っていた。絵が得意だった。いや、得意だと思っていたのだ。小学生の頃は、ノートに鉛筆でマンガを描いていた。赤塚不二夫先生に強烈に影響…

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松尾スズキ「魅力というものを出し終わったときが、夫婦の終わりの始まりなんだろうと思います」

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毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、初めて監督・脚本・主演に挑んだ映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』がまもなく公開される松尾スズキさん。紹介してくれ本『つかこうへい正伝 1968-1982』と、映画製作の裏側について聞いた。

松尾スズキまつお・すずき●1962年、福岡県生まれ。88年、主宰として大人計画を旗揚げ。97年に「ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~」で岸田國士戯曲賞受賞。2004年に『恋の門』で映画監督デビューし、以降の監督・脚本作品は『クワイエットルームにようこそ』『ジヌよさらば~かむろば村へ~』など。 ヘアメイク:遠山美和子(THYMON Inc.) スタイリング:安野ともこ(コラソン) スーツ17万4000(デ ペトリロ)、シャツ2万5000円(エリッコ フォルミコラ)、ネクタイ1万4000円(フマガッリ)、チーフ6800円(エレディ キャリーニ)(すべてビームス 六本木ヒルズTEL03-5775-1623)

 松…

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第159回芥川賞は高橋弘希の『送り火』に、直木賞は島本理生の『ファーストラヴ』に決定!

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 第159回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は7月18日(水)、東京・築地の新喜楽で開かれ、「芥川賞」は高橋弘希の『送り火』に、「直木賞」は島本理生の『ファーストラヴ』に決定した。

【第159回芥川賞受賞作品】

『送り火』(高橋弘希)

東京から山間の町に引越した中学三年生の歩。うまくやってきたはずだった。あの夏、河へ火を流す日までは。 <プロフィール> 高橋弘希(たかはしひろき)●1979年青森県十和田市生まれ。2014年「指の骨」にて第46回新潮新人賞を受賞。

【第159回直木賞受賞作品】

『ファーストラヴ』(島本理生)

絶対君主"だった父を殺した娘が抱えていた思いとは? 「家族」という名の迷宮を描く長編小説。 「この世界で、人はレールからはずれることができず苦しみ続ける。 涙を流さずに泣くことの意味を、僕はこれからも考えていくと思う。」俳優・坂口健太郎 <プロフィール> 島本理生(しまもとりお)●1983年東京都板橋区生まれ。都立新宿山吹高等学校に在学中の2001年に「シルエット」で、第44回群像新人文学賞の優秀作を受賞し、…

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ファンキー!―宇宙は見える所までしかない

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山本直樹
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