『鬼平犯科帳』に松本幸四郎、『仕掛人・藤枝梅安』に豊川悦司主演で映画化決定!「すこぶる興奮しております!」
作家・池波正太郎原作、テレビドラマシリーズとしても人気の『鬼平犯科帳』と『仕掛人・藤枝梅安』が映画化されることが決定、3月12日に都内で制作発表が行われた。5代目となる鬼平役は歌舞伎俳優の松本幸四郎、藤枝梅安役は豊川悦司が務める。
『鬼平犯科帳』は、「鬼の平蔵」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)・長谷川平蔵が、江戸の街にはびこる悪党たちを容赦なく叩き潰していくストーリー。しかし、時には罪を犯した者にも人情や男気を見せる場面も。初代・長谷川平蔵には松本幸四郎の祖父・初代松本白鸚、4代目には叔父・中村吉右衛門が演じた。
一方、『仕掛人・藤枝梅安』は、表向きは鍼医者を生業として庶民に慕われながら、裏の顔では金で殺しを請け負う仕掛人。“人を助け、人を殺める”、人の心や世の中の矛盾を象徴的に描いた作品である。歴代の梅安には、緒形拳や萬屋錦之介、渡辺謙に岸谷五朗ほか錚々たるメンバーが名を連ねている。
鳥肌が立つ思いで喜び以上に驚いた 今回主役を演じるにあたり、松本は「すこぶる興奮しております!」と開口一番に返答。『鬼平犯科帳』の江戸を、時代…