“空白の2年”に寄せていた心の波 そこから生まれた人と医療の物語『鹿の王 水底の橋』上橋菜穂子インタビュー
「最初に浮かんできたのはね、冒頭の場面なんです。開け放した施療院の戸からは、気持ちよい春の風が、満開のシュダの花の香りを運んできているのに、そこにいるホッサルは、なぜかカリカリしているんです(笑)」 上橋菜穂子 うえはし・なほこ●東京都生まれ…
「最初に浮かんできたのはね、冒頭の場面なんです。開け放した施療院の戸からは、気持ちよい春の風が、満開のシュダの花の香りを運んできているのに、そこにいるホッサルは、なぜかカリカリしているんです(笑)」 上橋菜穂子 うえはし・なほこ●東京都生まれ…
上橋菜穂子の医療ファンタジー小説『鹿の王』がアニメ映画化されることが決定。アニメーション制作を「Production I.G」が手がけることも明らかになり、「どんなビジュアルになるのか楽しみすぎ!」と注目を集めている。 作者の上橋は、『精霊の守り人』シリ…
物語が生まれるのはいつも、風景が“見えた”ときだという。前触れもなく突然脳裏に思い浮かんだその風景の意味も、辿りつく道筋も見えぬまま、上橋さんは手繰り寄せるように物語を紡ぐ。女用心棒バルサをめぐる冒険ファンタジー「守り人」シリーズ、6年ぶりの…
2014年、子どもの本における最高の賞である国際アンデルセン賞作家賞を受賞した上橋菜穂子。彼女の代表作ともいえる『精霊の守り人』シリーズに描かれる多文化共生を軸として、その卓越した物語世界を紹介する初めての大規模展「上橋菜穂子と〈精霊の守り人…
著書『精霊の守り人』が2016年春から、綾瀬はるか主演でドラマ化も決定している作家・上橋菜穂子。同氏の最新作『鹿の王』は、2015年4月に本屋大賞を受賞し話題を独占したが、この度、受賞を記念してキャンペーンが開催された。 2015年8月14日(金)より始ま…
『鹿の王』(上)生き残った者/(下)還って行く者 「2015年本屋大賞」を受賞した上橋菜穂子氏の『鹿の王』(KADOKAWA)が、全国の大型書店ベストセラーランキングで第1位を続々と獲得。さらに、すでに読んだ全国の書店員や多くの著名人からも絶賛の声が上が…
(C)2013 Bittersuess Pictures 東北新社から映画「ふたつの名前を持つ少年」(原作:『走れ、走って逃げろ』が、終戦記念日である2015年8月15日(土)より、全国劇場で順次公開される。この作品は、ナチスドイツの手から逃れた8歳のユダヤ人の少年の実話を…
和田竜氏から上橋菜穂子氏へ花束贈呈 全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞 2015」の受賞作が決定した!ノミネート作品10作品の中から大賞に選ばれたのは、上橋菜穂子氏の『鹿の王』(KADOKAWA)。 授賞式では昨年の大賞受賞者・和田竜…