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「上橋菜穂子」のレビュー・書評

年代を超えて愛される、上橋菜穂子の『守り人シリーズ』――全14巻に及ぶ壮大な物語を作品ごとに紹介①『精霊の守り人』

年代を超えて愛される、上橋菜穂子の『守り人シリーズ』――全14巻に及ぶ壮大な物語を作品ごとに紹介①『精霊の守り人』

なんで、自分なのだろう。 理不尽な目に遭い、思いがけない重荷を背負わされたとき、そう思った経験のある人は少なくないだろう。やりきれない葛藤は、時間を経るごとに怒りや悲しみを生む。その感情をコントロールするのは、容易いことではない。しかし、感…

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決定!「コロナの時代の読書」特選レビュー3作 その3

決定!「コロナの時代の読書」特選レビュー3作 その3

ポストコロナではなく、ウィズコロナ時代となるのではないか、とも言われている現在。当たり前のように存在していた私たちの日常が、いま少しずつ変わろうとしている。そして人々の想像力のありようもまた、日々変化しているように思われる。そんな歴史の転…

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日本人で2人目となる「国際アンデルセン賞」受賞の快挙! 上橋菜穂子の「守り人」シリーズ誕生の裏側とは?

日本人で2人目となる「国際アンデルセン賞」受賞の快挙! 上橋菜穂子の「守り人」シリーズ誕生の裏側とは?

呼吸をするたびに、自分の中の経験が、ストーリーとして紡がれる。心の中に住む登場人物たちとともに自らの過去を振り返りながら、一緒に今の生活を楽しんでいく。作家はそうやって、どのような経験も作品づくりに活かしていくのだろう。「国際アンデルセン…

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ファンタジー嫌いのひとにも読んでほしい、どこかの国で生きてる人の、物語

ファンタジー嫌いのひとにも読んでほしい、どこかの国で生きてる人の、物語

母と二人で暮らす、十歳の少女・エリン。 真王のための戦闘用の生き物・闘蛇を管理する村で育ち、けれどある日、村で育てていた闘蛇が全滅するという事件が起こり、獣ノ医師だった母は、すべての責めを受け処刑されてしまう――。 すべてを失ったエリンは、あ…

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2007年03月号 『獣の奏者』Ⅰ闘蛇編・Ⅱ 王獣編 上橋菜穂子

2007年03月号 『獣の奏者』Ⅰ闘蛇編・Ⅱ 王獣編 上橋菜穂子

2007年2月6日 『獣の奏者』 ㈵闘蛇編・㈼ 王獣編 上橋菜穂子 講談社㈵闘蛇編・1575円、㈼王獣編・1680円 凶暴な牙を持つ巨大な蛇のような生き物「闘蛇」。この獣を操る闘蛇衆の村に母と二人で暮らすエリン。母は厳しい戒律の中で流浪の生活をする「霧の民」…

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