怪異あり、ヒト怖あり、どんでん返しあり…1冊で3度、異なる恐怖が襲ってくる「いわくつきの家」ホラーミステリー
世の中には、「人が居つかない家」というものが存在する。日当たりが悪くてカビが生えやすいとか、騒音を出す迷惑なご近所さんがいるとか、納得できる理由がある場合がほとんどだが、中には、はたからすると、どういう理由か判然としないことも少なくはない…
世の中には、「人が居つかない家」というものが存在する。日当たりが悪くてカビが生えやすいとか、騒音を出す迷惑なご近所さんがいるとか、納得できる理由がある場合がほとんどだが、中には、はたからすると、どういう理由か判然としないことも少なくはない…
リーガルミステリというジャンルをご存じだろうか?「リーガル=法律」が事件解決の鍵になるミステリ作品のことで、活躍するのも警察官や刑事ではなく弁護士や検事など法曹界の人物。ちょっと堅そう?――そんなイメージがある方には、『花束は毒』(文藝春秋…
すべてをかけて誰かを愛した時、法律はその味方になってくれるだろうか。多くの人にとっては味方になるはずの法律も、時として私たちを苦しめることもあるのかもしれない。 『黒野葉月は鳥籠で眠らない』(織守きょうや/双葉文庫)は、新米弁護士が一筋縄で…
誰にだって秘密がある。どれだけ親しい人にも明かせないことがある。本当は知ってほしいけれど、知られたら離れてしまうのではないかと思うと、恐ろしい。どんな人にもそんな隠し事があるのではないだろうか。 『学園の魔王様と村人Aの事件簿』(織守きょう…
『花束は毒』(織守きょうや/文藝春秋) 世の中には知らない方が幸せでいられる事実がたくさん転がっている。知らぬが仏。聞かぬが花。たとえば、大切な人の過去がその一つだろう。知ったところで誰も幸せになれないと分かっていても、あなたは大切な人の過…
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、「仕事帰りにちょっと一杯」といったお酒が飲みにくくなってずいぶん経つ。オンライン飲み会などの新しいお酒の楽しみ方を見つけた人も多いだろうが、本記事では、「お酒はこんなふうにも楽しめる」というこ…