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新庄耕

新庄耕 写真:山口宏之
職業・肩書き
作家
ふりがな
しんじょう・こう

プロフィール

最終更新 : 2022-06-22

1983年、京都府生まれ。東京都在住。慶應義塾大学環境情報学部卒業。リクルートに勤務後、コンサルタントなどいくつかの仕事を経て、2012年、「狭小邸宅」で第36回すばる文学賞受賞。著書に『狭小邸宅』『ニューカルマ』『カトク 過重労働撲滅特別対策班』『サーラレーオ』『地面師たち』がある。

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 人間の暗部を煮詰めたようなグロテスクなニュースに触れた時、「まるで新庄耕の小説みたいだ」という言葉がぽつりと浮かんだ。ネットで検索してみると、全く同じ感想をつぶやいている人と出合った。ブラック企業の営業マンを主人公にしたデビュー作『狭小邸宅』、サラリーマンがマルチにはまる様子を追いかけた『ニューカルマ』、不動産売買を餌に莫大なカネを騙し取る詐欺師たちの物語『地面師たち』……。今や「新庄耕」は、現代社会の“やばさ”を表現する、代名詞の一つになりつつあるのではないか?

(取材・文=吉田大助 撮影=山口宏之)

「まずい流れですね(笑)。その流れを変えるためにも、今回の『夏が破れる』は爽やか方面を目指すつもりだったんです」  某清涼飲料水のCMを意識した、離島で過ごす少年のひと夏の冒険ものという構想をうっすら進めていたのだという。 「その構想を編集者にしゃべりつつ、離島繋がりで、昔プータローをしていた時に離島で会って仲良くなった男の人の話をしたんですね。その男の人は島外から奥様と一緒にやってきてライフセーバーや観光ガイドをしていて、詳しい言動は伏せます…

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注目の新刊 『狭小邸宅』 ダ・ヴィンチ2013年4月号

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ろくに就職活動もせず、苦し紛れに不動産会社に入社した松尾。しかし彼を待っていたのは、胃痛を覚えるようなノルマと、体を壊さずにはいられないほどの激務だった――。不動産業界の営業職をリアルに描き、第36回すばる文学賞を受賞した新鋭のデビュー作。

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「新庄耕」の本・小説

夏が破れる

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作家
新庄耕
出版社
小学館
発売日
2022-04-25
ISBN
9784093866439
作品情報を見る
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2023-04-05
ISBN
9784087880892
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