作家生活10周年!『この本を盗む者は』スピンオフを含む、深緑野分の珠玉の短編集
頭の中であれこれと空想をめぐらす。そんな時間ほど、心に栄養を与えてくれるものはない。それは、血となり、肉となり、骨となる。明日を生きる活力になる。間違いなく、私たちを豊かにしてくれる時間だ。 そんな想像を広げることの楽しさを味わえるのが『空…
頭の中であれこれと空想をめぐらす。そんな時間ほど、心に栄養を与えてくれるものはない。それは、血となり、肉となり、骨となる。明日を生きる活力になる。間違いなく、私たちを豊かにしてくれる時間だ。 そんな想像を広げることの楽しさを味わえるのが『空…
「本の世界に飛びこみたい」。読書好きなら一度は思い描くその夢を物語にし、2021年の本屋大賞にノミネートされた小説『この本を盗む者は』(深緑野分/KADOKAWA)。本好きを魅了するストーリーと惹き込まれる世界観を持つ本作は、読書家の間で一躍話題となり…
美しくも醜い異形のクリチャー。建造不可能なキテレツな建物。まだ見ぬ未来の乗り物…。映画は、想像の中でしか存在し得なかった世界へと私たちを連れ去ってくれる。映画にかけられた魔法に心揺り動かされるのは、無数の職人たちの技術があってこそ。夢の世界…
本好きなら誰でも一度は「物語の世界の中に実際に入り込んでみたい」という願望を抱いたことがあるだろう。そんな夢を叶えるような本がある。その本とは、『この本を盗む者は』(深緑野分/KADOKAWA)。本の世界を冒険する少女たちのファンタジー小説だ。 主…