悪オジの色気にクラクラ…オノ・ナツメが新たに描くのは、前科者たちが始める「煙草屋」の物語
「ちょい悪オヤジ」というのは、もうすでに死語に近いのだろうか。過去に「枯れ専」という、おじさんばかり好きになる嗜好を指した言葉があったが、最近はすっかり使われなくなってしまった。しかし、歳を重ねた男性の醸し出す色気、それ自体は今も健在だろ…
「ちょい悪オヤジ」というのは、もうすでに死語に近いのだろうか。過去に「枯れ専」という、おじさんばかり好きになる嗜好を指した言葉があったが、最近はすっかり使われなくなってしまった。しかし、歳を重ねた男性の醸し出す色気、それ自体は今も健在だろ…
小道具の使い方が絶妙! 読んでまず思ったことです。本作は先日映画化した『のぼうの城』の表紙イラストを担当したオノ・ナツメさんの全6話の短編集。親子、兄弟、相棒、さまざまな男同士の関係が綴られています。話ごとに違う「2人」の関係を、魅力的なセリ…
1冊で完結する本が自分にとってのベストタイトルになることがあります。ちょっとした時間を使って何度も読み返せるし、内容がぎゅっと凝縮されていて濃い。ときにはそんな1冊を探してみるのもいいなと、電子書店を巡って見つけたのが、鋭いコミックファンに…
給仕やシェフは全員老眼鏡をかけたイケメン紳士たち。 その給仕たちを目当てにやって来る女性客でいつも混雑しているレストラン「ristorante casetta dell’orso」が舞台の、渋い大人の恋愛コミックです。 レストランオーナーの妻の「隠し子」である主人公ニ…