KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

辛酸なめ子

職業・肩書き
マンガ家
ふりがな
しんさん・なめこ

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

エッセイスト

「辛酸なめ子」のおすすめ記事・レビュー

めちゃくちゃ煩悩にまみれていた辛酸なめ子さんが試みた「無心セラピー」でわかったこと《インタビュー》

めちゃくちゃ煩悩にまみれていた辛酸なめ子さんが試みた「無心セラピー」でわかったこと《インタビュー》

『無心セラピー』(辛酸なめ子/双葉社)

 怒り、不安、焦り……、生きる上で負の感情を避けて通るのは難しいもの。辛酸なめ子さんの新刊『無心セラピー』(双葉社)は、少しでも心の状態を穏やかに、心を無に近づけることを目指した一冊。何かと不安の多い昨今、生きるヒントになりそうです。

『無心セラピー』では、いわゆる無心の代表格である座禅はもちろん、インスタ離れやスイーツ断ちをしてみたり、ゴミ拾いに無心を見出したり、日常のあらゆる行動の中で「無心」と向き合っています。辛酸なめ子さんに、無心セラピーの経験から見えてきたものについて伺いました。

不安なコロナ禍で心を落ち着かせる方法

――はからずも今、コロナ禍で心を落ち着けたいと思うことが増えました。『無心セラピー』について書き始めたのは、いつ頃からだったのでしょう?

辛酸なめ子さん辛酸なめ子(以下、辛酸) 2018年頃からだったと思います。当時から色々な煩悩をなくして、心身を身軽にしたいと思っていたんです。途中からパンデミックが発生して、もっと無心になるのを心掛けていかないと、やっていけないような感じになりましたね………

全文を読む

いい洋服を着れば運気も上がる? 辛酸なめ子がファッションに奮闘! 共感必至の『おしゃ修行』【インタビュー】

いい洋服を着れば運気も上がる? 辛酸なめ子がファッションに奮闘! 共感必至の『おしゃ修行』【インタビュー】

 「辛酸なめ子さんはいつも着ているお洋服がかわいくて、ついつい雑談はファッションのことばかりになるんです」と語るのは『おしゃ修行』(双葉社)の担当編集者。服は山ほどあるのに着ていくものが見つからない。流行にのってみたいけど、アイテムの使い方がわからない。「ちょっとしたときにおすすめですよ」と勧められて買った服、でもそれって一体いつのこと? おしゃれコンプレックスを抱きつつ、それでもおしゃれになりたいと奮闘する姿に共感必至のファッションエッセイ。書籍化を記念して著者の辛酸なめ子さんにお話をうかがった。

■辛酸さんに似合う服はコンサバ系!?

――「いつだって服に助けられてきました」で始まる本書。「心の隙間を埋めたい時、テンションをあげたい時は服を買うのが効果的」という一文は、多くの読者の共感を呼ぶんじゃないでしょうか。昔から、ファッションには興味があったんですね。

辛酸なめ子(以下、辛酸): 高校時代は焦りに襲われていたんですよね。自分はずっとダサいまま生きていくんだろうかって。ちょうどそのころDCブランドブームが起きて、『オリーブ』や『アンアン』などの…

全文を読む

人の顔と名前を覚えられない、学歴マウンティング… ”大人のコミュ力処世術”を辛酸なめ子さんに学ぶ!

人の顔と名前を覚えられない、学歴マウンティング… ”大人のコミュ力処世術”を辛酸なめ子さんに学ぶ!

『大人のコミュニケーション術 渡る世間は罠だらけ』(辛酸なめ子/光文社)

 「あの人は、コミュニケーション力が高い」この一言で、会ったこともないあの人は、仕事のできる人、華やかで充実した人生を送っている人というキラキラしたイメージにならないだろうか。「コミュニケーション力」略して「コミュ力」があるかないかで、大人の世界では評価が自ずと決定づけられてしまう。

 誰もがコミュ力が高い方が良いのはわかっている。しかし、時には煩わしさも感じるのが本音。大人の付き合いってどういうもの? コミュ力を高めれば、リア充って思われるのかな? そんな人との付き合い方に悩める大人たちに効く処方箋が、『大人のコミュニケーション術 渡る世間は罠だらけ』(辛酸なめ子/光文社)。

 自身のコミュ力を偏差値42と評価する辛酸なめ子氏が、心が折れかけたり、人間不信になりそうになりながら、コミュ力を高めようと奮闘した記録。鋭い視点で見抜いた、ちょっぴり怖い人間の表と裏のコミュ力バトルは、ぞくっとしながらもクスッと笑える。

 大人になると、「人の顔と名前を覚えられない」という悩みが出てくる…

全文を読む

矢口真里は「そそり立つ形状が好き?」、遠野なぎこは「籍ピストン」―辛酸なめ子がワイドショータレントを斬る

矢口真里は「そそり立つ形状が好き?」、遠野なぎこは「籍ピストン」―辛酸なめ子がワイドショータレントを斬る

『諸行無常のワイドショー』(辛酸なめ子/ぶんか社)

 世間を騒がせた矢口真里事件から、気付けばもう二年が経つ。イケメンモデルの梅田賢三(193cm)を自宅にお持ち帰りし、それが夫の中村昌也(192cm)に見つかって修羅場に。矢口真里(144cm)は離婚し、夫に慰謝料を払い、一年以上芸能活動を自粛することとなった。「矢口の男性の趣味は、高身長に加え…住んでいるのはタワーマンション。窓からは東京タワーやスカイツリーが見渡せたそうです。大きいものへのフェチがあるのか、それともそそり立つ形状が好きなのでしょうか……」とコラムニストの辛酸なめ子氏は新刊『諸行無常のワイドショー』(ぶんか社)の中で分析する(p13~)。男性有名人は浮気してもだいたい許されるのに、女性の場合はビッチの烙印を押されて何もかも失うことになりがち、と真面目な問題提起をする一方で、辛酸氏は矢口の過去の男性遍歴が捨て置けないほどハイレベルなイケメン揃いであると指摘(小栗旬、元Jr.の魚谷輝明、モデルの川久保拓司など)。ゲームや漫画、ダーツ、カラオケ、フィギュア集めといった矢口の趣味に、彼女…

全文を読む

女子校育ちは30歳を過ぎると活躍できる!?

女子校育ちは30歳を過ぎると活躍できる!?

『女子校育ちはなおらない』(KADOKAWA メディアファクトリー)

 近年、女子校出身者に注目が集まっている。

 出版業界でも『女子校育ち』(辛酸なめ子/筑摩書房)のヒットを皮切りに、『女子校力』(杉浦由美子/PHP研究所)、『女子校ルール』(女子校ルール研究会/KADOKAWA 中経出版)など、関連本のリリースが続く。

 先日発売された『女子校育ちはなおらない』(KADOKAWA メディアファクトリー)もそのひとつ。同書では、10代の自意識過剰な時期に女子だらけの環境に育つことが、その後の人生にどういう影響を及ぼすのかというテーマで、8人の作家の実体験をコミックエッセイとしてまとめたものだ。

 同書の編集担当者は企画意図についてこう語る。

 「女子校育ちは30歳を過ぎると生きやすくなる人が多いように思います。20代は日本独特のゆるふわ&愛され社会に融合しようと頑張るもののうまく対応できず、自分自身を持て余すんですね(笑)。最近、表現の分野において女子校育ちの活躍が目立つので、ぜひその独特なメンタリティについて知ってもらいたいなと」

 ダ・ヴィンチニュー…

全文を読む

清楚で麗しい…なんて全部妄想! 【女子校育ち】の真実の姿はコレだ!

清楚で麗しい…なんて全部妄想! 【女子校育ち】の真実の姿はコレだ!

『女子校育ちはなおらない』(辛酸なめ子ほか/ KADOKAWA メディアファクトリー)

 女子校――。その言葉には、男子は決して踏み込めない「聖域」のような、ある種の神聖さが漂う…。そんな「秘密の花園」出身の女子たちは、おしとやかで気品あふれ、やさしく麗しい。彼女たちはまさに、「男の理想」を具現化したような存在なのだ…。

 …なんてのは、まったくの妄想ですから!!! ええ、ぼくも前述のようなイメージを抱いていた時期もありましたよ。でも、それもいまや昔。女子校出身の女子は、独自の道を突っ走った人が多いということを知ってしまったから。それを教えてくれたのが、『女子校育ちはなおらない』(辛酸なめ子ほか/ KADOKAWA メディアファクトリー)。

 本書は、女子校出身の漫画家8名による、実体験に基づいたコミックエッセイ。名を連ねるのは、まずりん、蟹めんま、辛酸なめ子、水谷さるころ、カザマアヤミ、田房永子、大石蘭、松苗あけみらだ。彼女たちの名前を見て気づいた方もいるかもしれないが、いわゆる「こじらせ系」の人がちらほらと…。

 彼女たちが振り返る女子校でのエピソー…

全文を読む

著名作家による小説、コラムが無料で読めるWEBマガジン「コフレ」創刊

著名作家による小説、コラムが無料で読めるWEBマガジン「コフレ」創刊

 

祥伝社は、WEBマガジン「コフレ」を2014年8月1日に公開した。月2回(1日・15日)更新で著名作家の小説やエッセイ、コミックなどが読めるウェブサイトだ。

パソコン・スマートフォンどちらにも対応しており、すべてのコンテンツが無料で閲覧できる。

創刊号に掲載されるのは、小説作品では『切羽へ』で第139回直木賞を受賞した井上荒野、「東京バンドワゴン」シリーズで知られる小路幸也のほか、彩瀬まる、木下半太、佐藤青南、関口尚の各作家による連載がスタート。栗田有起の小説にはデザイナーの池田進吾がイラストを添える。

辛酸なめ子は、新たな角度で恋愛の名作を読み返すというテーマでイラスト入りのコラムを連載、創刊号では一挙に2話公開されている。マンガ家の町田洋は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した「夏休みの町」を制作する為に描かれたスケッチを9月1日まで毎日更新するなど、読み応えのある創刊号となっている。

「コフレ」とは宝石などを入れる「小箱」を意味する言葉という。今後は連載のほかに、インタビューやイベントのお知らせなどの記事も掲載していくというこ…

全文を読む

注目の新刊 『セレブの黙示録』 ダ・ヴィンチ2013年2月号

注目の新刊 『セレブの黙示録』 ダ・ヴィンチ2013年2月号

お騒がせのパリス・ヒルトンからレディー・ガガ、マドンナの娘ルルドまで、海外セレブの人気の秘密や奇行の数々を著者流に考察したコラム集。低姿勢だが確実に毒のあるコメントの数々には笑わされる。独特のタッチで魅力的なイラストにももちろん注目だ。

全文を読む

「辛酸なめ子」のおすすめ記事をもっと見る

「辛酸なめ子」のレビュー・書評をもっと見る

「辛酸なめ子」の本・マンガ

女子校育ちはなおらない (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

女子校育ちはなおらない (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

作家
辛酸なめ子
田房永子
蟹めんま
カザマアヤミ
水谷さるころ
大石蘭
まずりん
松苗あけみ
コミックエッセイ編集部
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2014-10-31
ISBN
9784040671390
作品情報を見る
ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。 (14歳の世渡り術)

ほかの誰も薦めなかったとしても今のうちに読んでおくべきだと思う本を紹介します。 (14歳の世渡り術)

作家
雨宮処凛
新井紀子
森達也
村上陽一郎
木田元
柳澤 桂子
山崎ナオコーラ
吉田篤弘
上野千鶴子
大澤真幸
岡ノ谷一夫
恩田陸
中江有里
角田光代
金原瑞人
貴志祐介
工藤直子
小池龍之介
佐藤優
島田裕巳
辛酸なめ子
橘木俊詔
出久根達郎
長沼毅
石原千秋
野中柊
服部文祥
本田由紀
ホンマタカシ
森絵都
出版社
河出書房新社
発売日
2012-05-19
ISBN
9784309616735
作品情報を見る
わたしのなつかしい一冊

わたしのなつかしい一冊

作家
池澤夏樹
小島慶子
川本三郎
辛酸なめ子
山内マリコ
高村薫
若松英輔
小島 ゆかり
瀬浪 貞子
益田ミリ
養老孟司
江國香織
角田光代
佐伯一麦
河瀨直美
堀江敏幸
小川洋子
加藤陽子
藤原帰一
中島京子
島田雅彦
落合恵子
中村 吉右衛門
中村桂子
永井 愛
片渕須直
持田 叙子
斎藤真理子
高階秀爾
村上陽一郎
橋爪大三郎
荒川洋治
土屋賢二
山崎正和
柚木麻子
ペリー荻野
西垣通
津村記久子
寄藤文平
出版社
毎日新聞出版
発売日
2021-08-02
ISBN
9784620326931
作品情報を見る
スピリチュアル系のトリセツ

スピリチュアル系のトリセツ

作家
辛酸なめ子
出版社
平凡社
発売日
2020-01-24
ISBN
9784582838251
作品情報を見る
「新」訳 星の王子さま

「新」訳 星の王子さま

作家
辛酸なめ子
出版社
コアマガジン
発売日
2005-11-26
ISBN
9784877349004
作品情報を見る
憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言 (岩波ブックレット657)

憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言 (岩波ブックレット657)

作家
井筒和幸
木村 裕一
黒柳徹子
辛酸なめ子
中村 哲
半藤一利
松本侑子
美輪明宏
森永卓郎
吉永小百合
出版社
岩波書店
発売日
2005-08-03
ISBN
9784000093576
作品情報を見る
魂活道場

魂活道場

作家
辛酸なめ子
出版社
学研プラス
発売日
2017-11-28
ISBN
9784054066083
作品情報を見る

「辛酸なめ子」人気の作品ランキングをもっと見る

「辛酸なめ子」の関連画像・写真

「辛酸なめ子」の関連画像・写真をもっと見る