『探偵はBAR』大泉洋×松田龍平は「ルパン三世と次元」
9月10日(土)公開の映画『探偵はBARにいる』は、主演ふたりの息のあった演技が話題となっている。
札幌を拠点に活動する探偵(大泉洋)は、自分が気に入れば依頼を引き受ける、ある意味“何でも屋”。自分が生まれ育った街をこよなく愛し、また軽口を叩きつつも憎めない性格であることから、人望も厚い。
そんな彼の日課となっているのが、一日の終わりにいきつけのバー「ケラーオオハタ」を訪れ、そこで酒と煙草を嗜みながらオセロに興じること。ちなみに、「めんどくさいもの」として携帯電話を持たない探偵にとって、ケラーにある黒電話が、依頼人と連絡を取り合う手段にもなっている。
一方、彼の相棒(探偵が言うにはあくまで「バイト」)であり、運転手を務めるのが高田(松田龍平)。 もの静かで多くは語らず、たまに口を開いても、出てくるのはやる気のなさそうな言葉ばかり。ややつかみどころのない雰囲気を持ちながら、その実態は大学農学部の研究助手、空手の師範代……と、こちらもミステリアス。
いつも寝ていてばかりで頼りなさそうな一面があるものの、ここぞという時には抜群のタイミングで探偵を…