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清原果耶

清原果耶 写真=諸井純二
職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
きよはら・かや

プロフィール

最終更新 : 2023-08-03

2002年、大阪府生まれ。「アミューズオーディションフェス2014」にてグランプリを受賞。15年、NHK 連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビュー。21年公開『護られなかった者たちへ』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など数々の賞を受賞。出演作にドラマ『精霊の守り人』『死幣』映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『まともじゃないのは君も一緒』『夏への扉-キミのいる未来へ-』『線は、僕を描く』など。

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清原果耶さんが選んだ1冊は?「どんな感情のときにも必ずどこかに導いてくれます」

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 ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年8月号からの転載になります。

 毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、清原果耶さん。 (取材・文=松井美緒 写真=諸井純二)

 清原さんは、4年ほど前に映画で詩を書く女の子を演じて以来、詩集を好んで読むようになった。 「詩ってシンプルで、読む人によっていろいろな受け取り方ができる。その余白に惹かれます」  長田弘さんは、なかでも大好きな詩人。この詩集と出会ったのは、1年くらい前のこと。書店でタイトルに一目惚れしたのだった。 「『誰も気づかなかった』と言葉だけ聞くと寂しそう。でもきっとそれだけじゃないんだろうなと」  その通り、長田さんの言葉選び、文字の配置、ページをめくるとき指先に伝わる感触、すべてが好み。何度も読み返す一冊となった。 「私はこの詩集を必要としていたんだと思います。本当に手に取ってよかった。生きているとどうしようもないことばかりだけど、その“どうしようもない”に理由をくれるような。どんな感情…

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