「劣等感に苦しまずに創作したい」というのは「健康的に覚せい剤をやりたい」と言っているようなもの。漫画家・カレー沢薫が教える創作論とは
「劣等感に苦しまずに創作したい」というのは「健康的に覚せい剤をやりたい」と言っているようなものです。 10月、この一文がSNS上で強烈にバズっていた。出典は『オタクのたのしい創作論』(カレー沢薫/文藝春秋社)。著者は『ひとりでしにたい』なども話題…
「劣等感に苦しまずに創作したい」というのは「健康的に覚せい剤をやりたい」と言っているようなものです。 10月、この一文がSNS上で強烈にバズっていた。出典は『オタクのたのしい創作論』(カレー沢薫/文藝春秋社)。著者は『ひとりでしにたい』なども話題…
職場というものは日々ガマンの連続だ。でもタチの悪い上司や同僚と毎日のように顔を合わせていると「仕事は仕事!」と自分に言い聞かせても、徐々に職場のストレスに頭の中が侵食されていく。職場で受けたストレスは私生活にまで及んでいき、毎日が楽しくな…
SNSのことは好きなのに、どこか憎くてたまらない――。情報化社会の昨今、そんなアンビバレントな感情に悩む方は、意外と多いのではないだろうか? SNSは、老若男女、さまざまな人間と気軽に繋がることが可能だ。承認欲求も簡単に満たされ、実生活ではなかなか…
漫画家でコラムニストのカレー沢薫氏の新刊『モテるかもしれない。』(新潮社)は、「非モテ」を自称する彼女が「モテ」に対する憧れや嫉妬を駆動力とし、実際にモテている有名人やキャラクターからモテの真髄を学ぶという著作だ。実用性を重んじるハウツー…
突然だが、あなたは悩みを抱えた時、どのように解決するだろうか? 筆者は、相談相手が皆無のため、グーグル先生に頼り、似たような悩みを抱えている人を探し出す。その上で、「こんな辛い思いを抱えているのは私だけではない」と孤独感を薄めたあと、解決ま…
未だに猛威を奮う新型コロナウイルス。今もなお、不要不急の外出を控えている方は多いのではないだろうか?本稿でご紹介したいカレー沢薫先生の『ひきこもりグルメ紀行(ちくま文庫)』(筑摩書房)は、そんなやるせない世の中でじっと耐えている人類に、今…
私事で恐縮だが、昨年から今年にかけて、実家で暮らしていた愛犬2匹が、相次いで虹の橋を渡った。老犬だったので、寿命だったのだろう。最期まで本当に頑張って生きてくれたとも思う。だが、彼らとの、両手ではとても足りない数の思い出が頭をよぎるたびに、…
人はいつか死ぬ。そのことは十分に理解していても、いざ「終活しよう!」と言われると、具体的にどんな行動を起こせばよいのかわからない人は多いのではないだろうか? 私事で恐縮だが、筆者は現在30代。世代的には、どうしても「終活」より「婚活」の方が身…