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「千早茜」のレビュー・書評

セックス、結婚、老い…話題にしにくい、でも知りたい「隣の女性の隠しごと」

セックス、結婚、老い…話題にしにくい、でも知りたい「隣の女性の隠しごと」

『正しい女たち』(千早茜/文藝春秋)  女子会にママ会と、女というのはいくつになっても集まっておしゃべりするのが大好きだ。仕事の話、美容やダイエットの話、好きな男性アイドルの話、そしてもちろん恋愛話と、話題は次から次へと尽きないものだが、とはいえリアルなセックスの話や、浮気や離婚など、あまりにもプライベートな暴露系はやんわり避けられるもの(もちろん話し相手との距離次第だが)。でも、この手の「話題にしにくいこと」こそ、実は最大の関心事だったりするものだ。…

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【ダ・ヴィンチ2016年5月号】今月のプラチナ本は 『西洋菓子店プティ・フール』

【ダ・ヴィンチ2016年5月号】今月のプラチナ本は 『西洋菓子店プティ・フール』

『西洋菓子店プティ・フール』 ●あらすじ● 独立と婚約を理由に、フランス人シェフが営む正統派パティストリーを辞めた亜樹は、下町のお菓子屋さん「西洋菓子プティ・フール」で働いている。そこは、頑固な職人肌のじいちゃんと優しくも芯の通ったばあちゃんが営む昔ながらの店。今どきの垢抜けた新しさはないけれど、変わらない安心の味を求めて店には今日も人々が訪れる。胸の内にそれぞれの事情を抱えながら……。「プティ・フール」とは、一口サイズのお菓子のこと。小さいけれど、奥深く、…

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【直木賞候補】女のずるさ、あやうさを突きつけられて逃げられない

【直木賞候補】女のずるさ、あやうさを突きつけられて逃げられない

 男女の友情って成立すると思う?  なんて質問はそこらじゅうでかわされていますが、そんなもんは人による、としか言いようがないと思います。当人の性格ということではなく、相手との関係性。  わりとまんべんなくフランクに男友達をつくれる人もいれば、「男女の友情なんてないと思ってたけどこの人だけはちがうな」という相手がいることもある。前者はわりと問題ないと思うのですが、厄介なのはおそらく後者。「彼氏とは別枠でとても大事な男の子」がいる場合、それは果たしてただの男友…

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