NHKの陰謀とは…? ヒッキー必読の書がコミック化!
「NHK」の正式名称をご存知ですか? 「日本放送協会」…ではありません。アンサーは、「日本ひきこもり協会」の略。 そう、N=日本、H=ひきこもり、K=協会なのです。
もちろん、これは妄想の産物ですよ。本作の主人公である佐藤達広(22歳)は、大学中退から2年、自宅にこもること4年の、ひきこもり中のひきこもり。そんな彼に、ふと、ある考えが思い浮かぶ。…NHKといえば、ナディアを代表とするハイクオリティなアニメの数々が放送されている。自分をはじめ、ひきこもりを誕生させているのは、NHKのアニメに他ならないのではないか。つまりは、NHKの陰謀である。NHKというナゾの巨大組織が、自分をひきこもり状態にさせているのだ!…と。
4年もひきこもると、ここまで妄想力が培われるものかという感じですが。実は本作のネタは、原作者(小説版)である滝本竜彦氏のひきこもり体験を元に作られており、主人公は作者自身がベースだというから、なんだか説得力を感じたりします。ということで、本作は、そんなNHKに、主人公をはじめとしたヒッキーたちが立ち上がり闘いを挑む、という熱血モノ…ではな…