『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』リレーインタビュー第3回 脚本・大石静「実写でもアニメでも、脚本を書く上では何も変わらない」
現在放送中のTVアニメ『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』。スマートフォンゲームを原作に、バハムートと呼ばれる伝説の存在を巡る物語を描いた『神撃のバハムート GENESIS』から10年後を舞台にした本作は、変わらぬクオリティの高さ、そして新たな主人公・ニーナによるフレッシュさを見せてくれている。
ダ・ヴィンチニュースでは、そんな『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』のスタッフインタビューを連続で敢行。第3回は脚本家の大石静に話を伺った。NHK朝の連続テレビ小説『ふたりっ子』や大河ドラマ『功名が辻』を始め、『セカンドバージン』、『セカンドラブ』、『家売るオンナ』など数多くのドラマ作品で知られるなど実写畑で活躍してきた彼女が、初めてのアニメ作品、初めてのファンタジー作品を手掛けたことでわかったこととは――。
脚本とできあがったアニメとのズレを楽しむ
――オファーを受けた経緯は?
大石:『神撃のバハムート GENESIS』の音楽を担当していらした作曲家の池頼広さんとは、以前にドラマを2本(『ギネ 産婦人科の女たち』『クレオパトラな女たち』…