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「中島らも」のレビュー・書評

「お金がない!」税務署の取り立て、金銭トラブルで裁判沙汰…今だから語れる作家たちの極貧生活

「お金がない!」税務署の取り立て、金銭トラブルで裁判沙汰…今だから語れる作家たちの極貧生活

日本においてお金というものはあまり良い印象を持たないことが多い。執着するのは傍目にみっともないが、かといってお金がなくては生きてはいけない。ことに、仕事への対価などの確認は極めて重要なことなのだが、日本では好まない人が多いらしい。ところが…

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君は決して変ではない。君を変だという人が変だ

君は決して変ではない。君を変だという人が変だ

小説家、戯曲家、随筆家、俳優、コピーライター、広告プランナー、ミュージシャンである中島らものエッセイ。 タイトル通り、「変」つまり変人による変な行動に関するエッセイ。一般的に変人とは、たいていの場合、自分が変だと気づいていない。その変人の姿…

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愛すべきバカ親達、父は偉大なりっ!

愛すべきバカ親達、父は偉大なりっ!

みなさん、お早うございますコンニチハ今晩は。プロレスは全日派(馬場さんの方)だった中國卓郎です。 以前、ダ・ヴィンチラジオの収録の合間にパーソナリティー3人で「文章って、自分に合う合わないってあるよね!」なんて話で盛り上がりました。僕はいつ…

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作家亡き後も作品は残り。らもファンは不滅かも

作家亡き後も作品は残り。らもファンは不滅かも

中島らもという作家について私は「何か面白いことをのんびりと好きなように語る人」というイメージを持っていた。彼が劇作家であったことも俳優の経験もあったことも、彼が昭和27年生まれであることも実は今回はじめて知った。文章からはもっともっと若い人…

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知的でありながら軽く物語性に富んだ論理を風発する中島らもの最高傑作

知的でありながら軽く物語性に富んだ論理を風発する中島らもの最高傑作

中島らもがなんでこの本で直木賞を取れなかったかというと、あんまり長くて選考委員が全部読まなかったからだというまことしやかな噂があります。いや、まことしやかな嘘かも知れませんが。そんなに面白いんならつい全部読んじゃうんじゃないのかという反論…

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酒、肝臓、依存症…でも(わりと)明るめな入院物語

酒、肝臓、依存症…でも(わりと)明るめな入院物語

みなさん、おはようございますコンニチハ今晩は。「馴染みのバー」ってのに憧れている中國卓郎です。 ま、モッパラ呑むのは生ビールだし居酒屋で十分なんですが、そういえば今年もビールのウマイ季節が(とっくに)やって来てますね。ワタクシ、常日頃から「…

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異国情緒満点! アジアの鼓動が伝わってくる、“芳醇”でほのかにスパイシーな連作短編集

異国情緒満点! アジアの鼓動が伝わってくる、“芳醇”でほのかにスパイシーな連作短編集

サワディーカー! 初のタイ旅行から帰ってきました奈良です。 なぜか本国では大好きなパクチーにあまりお目にかかれなかったので、心残りをはらすためにさっそく近所のスーパーで入手したパクチー(福島県産)を齧ってはパクチーくさい溜息をつき、(時折恍…

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