『夫のちんぽが入らない』こだま×ゴトウユキコ対談――「漫画にするとこんなに伝わるんだ、って感動した」

ゴトウユキコさんの描く『夫のちんぽが入らない』は、原作では決して書かれなかった二人の名前がついている。
鳥居さち子と倉本慎。
こだまさん原作の『夫のちんぽが入らない』(9月14日に「講談社文庫」より文庫版が発売)が、ゴトウユキコさんによってコミカライズされ、ヤングマガジンで5月から連載中だ。
そして、とうとう記念すべき第1巻が発売された。単行本には、第7話までのお話と、お二人の往復書簡がおまけに入っている。
本記事では刊行を記念して、こだまさんとゴトウユキコさん、お二人の対談を行った。
この対談は、ゴトウさんの「(緊張してしまうので)お酒があれば」という一言で、夜の新宿にある、とある個室居酒屋の一室で行われることとなった。(ちなみに、その場には、こだまさんの担当編集である高石さん、ゴトウさんの担当編集である小島さんも同席)
作品をみればわかる、お二人の相性の良さ。特に、話すトピックは決めず、そのときの流れで自由に話に花が咲けばいいと思っていた。
そして、対談は、沈黙から始まる…。
度々会話が途切れて静まり返る個室の中で、果たしてこの対談は成立す…