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田中角栄

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
たなか・かくえい

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

政治家

「田中角栄」のおすすめ記事・レビュー

“田中角栄を殺した男” はいったい何者なのか? 永田町の舞台裏、政争・駆け引きのリアルを教えてくれるドキュメンタリー

“田中角栄を殺した男” はいったい何者なのか? 永田町の舞台裏、政争・駆け引きのリアルを教えてくれるドキュメンタリー

『政争家・三木武夫 田中角栄を殺した男(講談社+α文庫)』(倉山満/講談社)

 2016年の日本の出版界は、故・田中角栄元首相の回顧ブームに沸いた。そのきっかけを作ったベストセラー小説が、石原慎太郎氏の『天才』(幻冬舎)だった。政治史を何も知らない人から見れば、石原氏はさぞかし田中氏に近い政治家だったのかな、などと思うだろう。しかし事実は違うようだ。むしろ田中内閣時代、その金権体質の政治を痛烈に批判した急先鋒こそ、石原氏だったのだ。そんな政治家たちの、国民は決して覗くことのできない舞台裏、政争・駆け引きのリアルを教えてくれるのが、『政争家・三木武夫 田中角栄を殺した男(講談社+α文庫)』(倉山満/講談社)だ。

 本書の主人公、故・三木武夫氏(1907年3月17日―1988年11月14日)は、田中氏の直後となる第66代内閣総理大臣に就任した政治家だ。米国留学を経て1937年に30歳で明治大学を卒業するや、すぐに衆議院選挙に無所属で立候補して当選。その後、死去まで51年間連続在任するという、まさに生涯政治家だった人物である。

 本書は、政治家三木氏の評伝で…

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高橋みなみ「一度でいいからお会いしたかった」石破茂と高橋みなみが語る、“田中角栄”リーダー論とは?

高橋みなみ「一度でいいからお会いしたかった」石破茂と高橋みなみが語る、“田中角栄”リーダー論とは?

『まんがでわかる田中角栄の人を動かす力』(編集:別冊宝島編集部、イラスト:葉月/宝島社)

 哲学や経済などの名著をわかりやすく漫画家し、解説を添えたビジネス書「まんがでわかる」シリーズから、人心掌握の流儀について学べる『まんがでわかる田中角栄の人を動かす力』が、2016年9月14日(水)に発売された。  同書は、主人公の女性新人タクシードライバーが田中角栄の名言やポリシー、実際にとった行動や発言を参考に、人やお客との交わりの機微を肌で学んでいく内面の成長が描かれている。  さらに、巻末では石破茂と高橋みなみのリーダーシップ対談も掲載。田中角栄を実際に知る石破がエピソードを披露したり、高橋が同書を読んで思う田中角栄像について語る様子が紹介されている。

・田中角栄という人の本質は、カネや権力があればできるということではないところにある。やはり人の心を本当に震わせる“魔力”のようなものが、先生にはありました。 ・田中先生は、政界にありがちな裏切りも意に介さなかったですね。恩を仇で返されても、決して恨まなかった。 ・人間としての幅の広さがあって、常にカラッと…

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カリスマ性はこう磨け! 田中角栄の人事管理と戦闘術

カリスマ性はこう磨け! 田中角栄の人事管理と戦闘術

『田中角栄の「経営術教科書」』(小林吉弥/主婦の友社)

 田中角栄ブームが続いている。なぜ今から20年以上前の1993年に亡くなった政治家が、今もこれほど人々を惹きつけてやまないのだろう? その答えは今回紹介する『田中角栄の「経営術教科書」』(小林吉弥/主婦の友社)にすべて書いてある、と言っても過言ではない。

 角栄が首相になる前の1969年から23年間、角栄に取材を重ねた政治評論家の小林吉弥氏が30年前に出版した書籍に一部手を加え、復刻したのが『田中角栄の「経営術教科書」』だ。この本は角栄の発言はもちろん、角栄の周辺人物への取材も盛り込み、いかにして角栄が人々の心をつかみ、どう強大な権力基盤を築いていったのかの秘密を解き明かしてビジネスに活かそう、というのが狙いだ。

 本書はリーダーはいかに行動し部下を掌握すべきかという「リーダーの『帝王学セミナー』」から始まる。続く第2章の十か条にわかりやすくまとめられた「人事管理と戦闘術の心得」は、部長以上のポストの人必読のパートだ。ちなみに角栄は見込みのある若い人にいち早く目をつけ、声をかけていたという。

「…

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舛添都知事に読んでほしい!借りたカネは忘れるな。貸したカネは忘れろ――角栄の“金銭哲学”に迫る一冊

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『田中角栄 相手の心をつかむ「人たらし」金銭哲学』(向谷匡史/双葉社)

 昭和の傑物、田中角栄に関する書籍が続々と出版されている。絶版であった側近による手記などの復刊もあり、書店には角栄本コーナーができ、その内容もバラエティに富んでいる。ブームのきっかけとなった宝島社のムックをはじめ、 関係者による回顧録、名言集、角栄の人生を描く小説やノンフィクション、人物研究、昭和史や政治史に絡めたもの、果ては日めくりカレンダーまで出版されるほどだ。いかに角栄本がブームとなっているかわかるだろう。

 そんな中、田中角栄の「金」にスポットを当てた『田中角栄 相手の心をつかむ「人たらし」金銭哲学』が出た。「人誑し」は「言+狂」という字のごとく「人をだますこと。また、その人」(『大辞林』より)という意味がある。決してほめ言葉ではないものの、例えばNHK大河ドラマ『真田丸』でも登場する豊臣秀吉が「人たらしの名人」と云われたように、あの手この手で人の心を掴み取ってしまう人物を評してよく使われる。そしてそれは「昭和の今太閤」と呼ばれた、 清濁併せ呑む、叩き上げの角栄だからこ…

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50万部突破!「天才」にはない経験に裏打ちされた力強い言葉が詰まった、“角栄ブーム”の火付け役! 

50万部突破!「天才」にはない経験に裏打ちされた力強い言葉が詰まった、“角栄ブーム”の火付け役! 

 第64・65代内閣総理大臣を務めた田中角栄がブームだ。数多くの“角栄本”が書店に並び、テレビ番組で特集され、最近では日めくりまで出版されるなど、没後20年以上経って再び注目が集まっている。そのブームのきっかけとなったのが『田中角栄100の言葉 日本人に贈る人生と仕事の心得』(別冊宝島編集部編/宝島社)だ。

 田中角栄が残した100の言葉と、それにまつわるエピソードなどを紹介する本書は「Amazon政治家本ランキング」においてベストセラー1位をキープ、2015年「政治家本」の中で実売部数1位、レビューでは5つ星のうち4.7を獲得しており、なんと50万部を突破しているというからその人気の凄まじさがわかるだろう。しかし1993年12月16日に亡くなった田中角栄のことを知らないという若い世代も増えてきている。そこで田中角栄とはどんな人物なのか、本書に掲載されている言葉からいくつかご紹介したい。

 田中角栄は1918年、新潟県の農家に生まれた。父親の事業の失敗などもあり貧乏な少年時代を過ごし、尋常高等小学校を卒業後に働き始め、16歳で上京。昼間は働き、夜…

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衆議院解散後1週間で売れた政治本ベスト5

衆議院解散後1週間で売れた政治本ベスト5

自民党の安倍総裁が年内の衆議院解散を求めたのに対し、野田総理は今月14日に宣言してとうとう16日に解散したラコね。第46回の衆院選は、12月4日には公示、16日に投開票が行われるけれど、石原慎太郎氏や橋下徹氏ら第三極もあわせて14もの政党が乱立する異例の選挙戦なんだって。そこで今回は、衆議院解散後の1週間で売れた政治関連の本を紹介するラコよ! ※ランキングは2012年11月16日~2012年11月22日 日販 WIN+調べ

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立花隆全集 ポイント還元は本日まで!

立花隆全集 ポイント還元は本日まで!

知の巨人・立花隆全集 刊行第一弾ポイントサービスは今日まで!

今月4日からeBookJapanで刊行が始まった立花隆全集。 第一弾は時の首相を失脚に追い込んだという『田中角栄研究 全記録』(上・下)です。 今回刊行された電子書籍版は、刊行当時本に収めることができなかった貴重な資料を追加しての配信です!

eBookJapanでは刊行を記念して本日11/17(木)まで『田中角栄研究 全記録』(上・下)購入者にポイント5倍還元のキャンペーンを行っています。

今後も刊行が続いていくこの全集、第一弾配信をこの機会にぜひ!

■⇒「立花隆全集特設ページ」eBookJapan WEBサイト

構造的腐敗の暗部を探る

ロッキード事件から逮捕まで

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本人映像で語られる 田中角栄 名言DVD BOOK (宝島社DVD BOOKシリーズ)

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作家
田中角栄
出版社
宝島社
発売日
2016-08-04
ISBN
9784800258670
作品情報を見る
日本列島改造論

日本列島改造論

作家
田中角栄
出版社
日刊工業新聞社
発売日
1993-12-01
ISBN
9784526034671
作品情報を見る

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