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田房永子

職業・肩書き
マンガ家
ふりがな
たぶさ・えいこ

「田房永子」のおすすめ記事・レビュー

夫が朝起きてこないだけでイライラ…「キレる」「物に当たる」のはなぜ?心が劇的に落ち着く3つの方法

夫が朝起きてこないだけでイライラ…「キレる」「物に当たる」のはなぜ?心が劇的に落ち着く3つの方法

『キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~』(田房永子/竹書房)

 『キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~』(田房永子/竹書房)は『母がしんどい』(KADOKAWA中経出版)で自らの毒親体験を綴った著者が、実は自身も母のように激しくキレる人間であり、その傾向は結婚・出産しておさまるどころかエスカレートしているという告白からはじまる。普段はいたって温厚なのに、猛烈にイライラすると夫が朝起きてこないだけでつかみかかって怒鳴り、果ては自分で作ったばかりの野菜ジュースを投げつける。警察沙汰になったこともあるという。

 さかのぼれば子供時代はモラハラの母に、成長してからはこれまたモラハラの元彼にキレていた。相手が悪いのだと思っていたが、結婚後は穏やかな性格の夫に、愛してやまない娘に、果ては自分のミスにも激昂して物に当たるしまつ。そして毎回そんな自分にドンびきし、自己嫌悪に陥る…。こうなると、明らかに「誰か」が悪いわけではない。

 グーで殴る、物を投げる、泣き叫び暴言を吐く…もうそんな自分をやめたい。「本気でなおそう」と決意した著者は、あ…

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“毒親”に悩む男性は少ない!?『母がしんどい』×『ゆがみちゃん』、話題の毒親マンガ家対談

“毒親”に悩む男性は少ない!?『母がしんどい』×『ゆがみちゃん』、話題の毒親マンガ家対談

 子どもにとって害となる親を指して“毒親”と呼ぶようになった昨今――。2012年には毒母との過去を描いた『母がしんどい』(田房永子)が発表され、毒親という存在が浸透しはじめている。そんな中、自身の毒家族との壮絶な体験をネット上で綴ったマンガ『ゆがみちゃん』(原わた)が書籍化され、話題を集めている。今回、『母がしんどい』の作者・田房永子さんと『ゆがみちゃん』の作者・原わたさんの対談が実現した。

原わた 漫画家。webコンテンツ「note」で連載していた、実体験にもとづいて毒家族から脱出するまでの戦いを描いた『ゆがみちゃん』が、ネットで多くの共感を得る。2015年7月には同作を書籍化した『ゆがみちゃん』が発売された。noteでは、ゆがみちゃん本編以外にも、映画やドラマアニメを“毒家族”視点でレビューする「毒レビュー」を連載中。

田房永子 漫画家・ノンフィクションライター。母との壮絶な過去を題材に描いた漫画『母がしんどい』が注目を浴び、その後も『うちの母ってヘンですか?』など、“毒親”関連の漫画を手がける。一方で、『ママだって人間』では、自身の妊娠体験…

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女子校育ちは30歳を過ぎると活躍できる!?

女子校育ちは30歳を過ぎると活躍できる!?

『女子校育ちはなおらない』(KADOKAWA メディアファクトリー)

 近年、女子校出身者に注目が集まっている。

 出版業界でも『女子校育ち』(辛酸なめ子/筑摩書房)のヒットを皮切りに、『女子校力』(杉浦由美子/PHP研究所)、『女子校ルール』(女子校ルール研究会/KADOKAWA 中経出版)など、関連本のリリースが続く。

 先日発売された『女子校育ちはなおらない』(KADOKAWA メディアファクトリー)もそのひとつ。同書では、10代の自意識過剰な時期に女子だらけの環境に育つことが、その後の人生にどういう影響を及ぼすのかというテーマで、8人の作家の実体験をコミックエッセイとしてまとめたものだ。

 同書の編集担当者は企画意図についてこう語る。

 「女子校育ちは30歳を過ぎると生きやすくなる人が多いように思います。20代は日本独特のゆるふわ&愛され社会に融合しようと頑張るもののうまく対応できず、自分自身を持て余すんですね(笑)。最近、表現の分野において女子校育ちの活躍が目立つので、ぜひその独特なメンタリティについて知ってもらいたいなと」

 ダ・ヴィンチニュー…

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清楚で麗しい…なんて全部妄想! 【女子校育ち】の真実の姿はコレだ!

清楚で麗しい…なんて全部妄想! 【女子校育ち】の真実の姿はコレだ!

『女子校育ちはなおらない』(辛酸なめ子ほか/ KADOKAWA メディアファクトリー)

 女子校――。その言葉には、男子は決して踏み込めない「聖域」のような、ある種の神聖さが漂う…。そんな「秘密の花園」出身の女子たちは、おしとやかで気品あふれ、やさしく麗しい。彼女たちはまさに、「男の理想」を具現化したような存在なのだ…。

 …なんてのは、まったくの妄想ですから!!! ええ、ぼくも前述のようなイメージを抱いていた時期もありましたよ。でも、それもいまや昔。女子校出身の女子は、独自の道を突っ走った人が多いということを知ってしまったから。それを教えてくれたのが、『女子校育ちはなおらない』(辛酸なめ子ほか/ KADOKAWA メディアファクトリー)。

 本書は、女子校出身の漫画家8名による、実体験に基づいたコミックエッセイ。名を連ねるのは、まずりん、蟹めんま、辛酸なめ子、水谷さるころ、カザマアヤミ、田房永子、大石蘭、松苗あけみらだ。彼女たちの名前を見て気づいた方もいるかもしれないが、いわゆる「こじらせ系」の人がちらほらと…。

 彼女たちが振り返る女子校でのエピソー…

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ママだって、いつも子どもを抱っこしていたいわけじゃない… 『母がしんどい』の作者が描くリアルな妊娠&子育て

ママだって、いつも子どもを抱っこしていたいわけじゃない… 『母がしんどい』の作者が描くリアルな妊娠&子育て

『ママだって、人間』(田房永子/河出書房新社)

「妊娠中のムラムラ」 「妊婦のセックス」 「胎児のアソコの呼び方」

 これは、ゴシップ誌のエロ記事の見出しではない。いたってマジメな育児マンガ『ママだって、人間』(田房永子/河出書房新社)の目次に連なる項目である。田房氏は、“毒親”との戦いを描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(新人物往来社/2012年刊)で話題を呼んだマンガ家だ。その彼女が、自身の妊娠・出産・子育ての経験を描いたのが本書だ。

 「子」だった田房氏が「ママ」となった今、何を想い、何を感じるのか…?

 物語は、主人公のエイコ(32歳)の妊娠から始まる。感動的・神秘的など、とかく美化されがちな妊娠・出産・子育てを扱った「育児マンガ」に慣れた読者に、田房氏は強烈なストレートパンチを繰り出す。母性ではなく性欲が止めどなく湧き出たという妊娠期間。夢の中で勝手にオーガズムに達してしまう「夢ーガズム(ムーガズム)」。医者にも相談できない日々の苦悩。互いに性欲に困った夫との、TENGAを使った夜の営み。母親学級では、学生時代同様のカースト的な人間関係に思…

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「母がしんどい」「母が重い」娘が急増中

「母がしんどい」「母が重い」娘が急増中

 「母のこと、大嫌いでもいいですか?」――帯にこう銘打たれたコミックエッセイが、いま話題を集めている。

 『母がしんどい』(田房永子/新人物往来社)は、どんなことでも娘を支配したがり、しかも思い通りにならないと喚き散らすという母を持った著者が、母の束縛から自立するまでを描いた作品だ。Amazonの出版社コメントによれば、「自分とまったく同じ」「私だけじゃなかったんだ」という共感の声が届いている、という。    実は、母娘の関係を描いた作品は、近年とみに増えている。たとえば、村山由佳の『放蕩記』(集英社)は、長年にわたる母と娘の確執を描いた作品だし、直木賞を受賞した辻村深月の『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』(講談社)では、過干渉な母と娘の関係性が重要なテーマとして登場。また、佐野洋子のエッセイ『シズコさん』(新潮社)では、“母親を好きになったことがない”というストレートな心情が綴られている。ノンフィクションの世界でも、カウンセラーである信田さよ子の『母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き』(春秋社)や、精神科医の斎藤環が『母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し…

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