論破ブームが生んだ弊害は「訂正する力」の欠如。東浩紀が教える、あやまちを認め訂正に寛容になり自分を正していく力
意見をコロコロ変える人は信用しづらいが、周囲の意見に耳を貸さず、一貫して主張を変えない人もしんどい面がある。SNS時代で自分の意見を貫き通そうとすることで、人と衝突することもままある。 『訂正する力(朝日新書)』(東浩紀/朝日新聞出版)は、今の…
意見をコロコロ変える人は信用しづらいが、周囲の意見に耳を貸さず、一貫して主張を変えない人もしんどい面がある。SNS時代で自分の意見を貫き通そうとすることで、人と衝突することもままある。 『訂正する力(朝日新書)』(東浩紀/朝日新聞出版)は、今の…
手相にも姓名判断にも予想されないような自分でいたい。私は私だけのオリジナルの私であって、誰であろうと、自分の思考やこれからの人生をピタリと当てることなどできないはずだ。そう考えるのはきっと私だけではないだろう。誰だって、自らは誰にも予想で…
ひとつ、お断りしておくとすれば、この本にオチを期待してはいけない。落としどころを探り合うような、ぬるい対談ではなかったよ。 ひとりは、フィギア収集をしていたかと思うと、メディアワークス(現アスキー・メディアワークス)の立役者の一人で、株主だ…
「動物」「オタク」「日本」という単語がひとつのタイトルに含まれている意外性と驚きでこの本を購入。文章自体は明快にも関わらず、立派な学術書なので、理解にはなかなか時間を要します。こと、ポストモダンとか、現代のことになると用語自体に馴染みがな…