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筒井康隆

職業・肩書き
作家、タレント・その他
ふりがな
つつい・やすたか

プロフィール

最終更新 : 2021-07-30

1934年、大阪府生まれ。1960年、作家デビュー。「わが最高傑作にして、おそらくは最後の長篇」と謳った『モナドの領域』で2016年度毎日芸術賞受賞の他、賞歴多数。『時をかける少女』『虚人たち』など膨大な著作を持つ。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1981年
『虚人たち』第9回泉鏡花文学賞
1987年
『夢の木坂分岐点』第23回谷崎潤一郎賞
1989年
『ヨッパ谷への降下』第16回川端康成文学賞
1992年
『朝のガスパール』第13回日本SF大賞
2000年
『わたしのグランパ』第51回読売文学賞 小説賞
2010年
第58回菊池寛賞
2017年
『モナドの領域』第58回毎日芸術賞

「筒井康隆」のおすすめ記事・レビュー

Xのフォロワーが33万人超えのメンヘラ大学生の短編小説集。年末年始にこたつでうたた寝しながら読めるおすすめ短編小説5選

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 年末年始はいかがお過ごしだろうか。忙しい台所仕事の隙間時間でも、こたつでうたた寝をしながらでも読める短編小説を、2023年にダ・ヴィンチWebで紹介した本から5冊ピックアップする。

まとめ記事の目次 ●神と黒蟹県 ●猫はわかっている ●わたしに会いたい ●君に選ばれたい人生だった ●夜を走る トラブル短編集

●神と黒蟹県

『神と黒蟹県』(絲山秋子/文藝春秋)

 故郷を思い出したり、故郷に帰ったりする人も多いことだろう。『神と黒蟹県』(文藝春秋)は、絲山秋子の連作短編小説である。地方都市「黒蟹県」に異動してきた女性、三ヶ月凡の登場から物語は始まる。黒蟹県は、異動を知った同僚から「黒蟹県とはまた、微妙ですね」と言われてしまうほど地味で、特に際立った特徴のない土地柄である。彼らと入れ替わりに出てくるのが、タイトルにもある「神」である。物語が進むにつれ、登場人物たちが繋がっていく。彼らの生活を刻んだ温かい連作だ。

●猫はわかっている

『猫はわかっている』(文藝春秋)

 もしかしたら、あなたも猫と一緒に過ごしているかもしれない。アンソロジー『猫はわかっている』(文藝…

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ギャグ満載の『同時代ゲーム』は「失敗作であることさえ度外視すれば傑作」文学界最後の巨匠・筒井康隆さんの【私の愛読書】

ギャグ満載の『同時代ゲーム』は「失敗作であることさえ度外視すれば傑作」文学界最後の巨匠・筒井康隆さんの【私の愛読書】

 さまざまな分野で活躍する著名人にお気に入りの本を紹介してもらうインタビュー連載「私の愛読書」。今回は、文学界の巨匠・筒井康隆さんにお話を伺った。筒井さんは御年89。自ら「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」と語る掌編小説集『カーテンコール』(筒井康隆/新潮社)を刊行したばかりだ。そんな筒井さんに強い影響を与えた本とはどのような作品なのだろうか。 (取材・文=アサトーミナミ 撮影=金澤正平)

「文学界の巨匠・筒井康隆」を語る上で、欠かせない人物がいる。それは、今年の3月に亡くなったノーベル賞作家の大江健三郎さん。筒井さんがまだ無名だった頃から知り合いだったという大江さんとの親交はかなり深かった。かつて筒井さんはエッセイに「ずっと大江健三郎の時代だった」と書き(「群像」2017年9月号 講談社)、その最高傑作として『同時代ゲーム』(新潮社)を挙げている(『笑犬楼vs.偽伯爵』(筒井康隆、蓮實重彦/新潮社))。筒井さんは語る。

『同時代ゲーム』(大江健三郎/新潮社)

「『同時代ゲーム』は、もうギャグ満載ですよね。最初からしてすごいよね。痛む歯…

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「あらゆることを書き尽くした」巨匠・筒井康隆、最後の作品集はSF、ブラックユーモア、グロテスクなど全ジャンル詰め込み〈インタビュー〉

「あらゆることを書き尽くした」巨匠・筒井康隆、最後の作品集はSF、ブラックユーモア、グロテスクなど全ジャンル詰め込み〈インタビュー〉

『時をかける少女』『日本以外全部沈没』『七瀬ふたたび』『残像に口紅を』など、時代を超えて読み継がれる数々の傑作を生み出してきた巨匠・筒井康隆さん。そんな巨匠が自ら、「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」と宣言する掌篇小説集『カーテンコール』(新潮社)がこのたび上梓された。今年89歳を迎えられた筒井さんは、どのような思いで、この作品集を紡ぎ上げたのか。文学界や愛読者たちの間で話題を呼んでいる本作の執筆の裏話を伺った。 (取材・文=アサトーミナミ 撮影=金澤正平)

「もうこれ以上はないな」と思える“最後の作品集”

「わが最後の作品集になるだろう」との言葉を聞いた時、おそらく多くの筒井康隆ファンたちは、「読まないわけにはいかない」と思うのと同時に、「そうはいっても筒井先生ならば、これからまだまだたくさんの作品を書き続けてくれるのではないか」とも思ってしまったのではないだろうか。なぜなら、巨匠・筒井康隆は、これまで何度も引退を仄めかす発言で世間をザワつかせてきた小説家だからだ。1993年から3年3か月に及んだ「断筆宣言」も衝撃的だったが、201…

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“スタジオジブリからのアニメ化の申し出を断った”?『旅のラゴス』はフェイクニュースで得をしていた! 筒井康隆×塩田武士『騙し絵の牙』対談【後編】

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 小説のジャンルとスタイルの改革者・筒井康隆。出版界を舞台に、実在の俳優をあてがきした『騙し絵の牙』を8月31日に発表し、その新感覚小説に話題沸騰中の塩田武士。奇跡の作家対談が実現!

■「助走」を見せることでワクワクさせられないか? 塩田 今日対談するにあたって、先生の年表を確認させていただいたんですが、一番びっくりしたのが、あの『文学部唯野教授』と、あの『残像に口紅を』を、同じ時期に連載されていたことなんです。どちらか一つを書くにしても、僕からしたら気が遠くなるような作品なのに、超人的すぎます。

筒井『罪の声』の後に出したのが、『騙し絵の牙』ですよね? 明らかに、今回のほうが進歩している。肩の力が抜けているよね。この書き方で、どんどんやっていけばいいんじゃないかな。

塩田『罪の声』の時は、編集者からの脅迫もあったんです。「あんた、これが売れんかったら危ないで」と(笑)。確かに、21歳の時に着想して15年間温めていたネタなので、これがダメだったらもう自分には打つ手がない。そういった緊張感が出ている作品なのかなと思います。『騙し絵の牙』を書いている時は、…

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筒井康隆も大ファンの“大泉洋”に騙された!?『罪の声』以上の傑作と絶賛!『大いなる助走』の“それ以後”を描いた 筒井康隆×塩田武士『騙し絵の牙』対談【前編】

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――お二人が初めて会ったのは、山田風太郎賞の選考会だと伺っています。

筒井 私は今、文学賞の選考委員を二つやっているんです。谷崎(潤一郎)賞ではその年の最先端の純文学を候補作として読んで、それから風太郎賞のほうでその年の最高のエンタメの作品を読んでいるんですが、去年の風太郎賞に推挙したのが塩田君の『罪の声』でした。

塩田 山田風太郎賞にノミネートされた時点でまず何が嬉しかったかというと、僕の小説を筒井先生に読んでいただけることだったんです。僕も先生と同じ関西の人間ですし、生まれた時からずっと「筒井康隆」という大きな存在を感じ続けて生きてきたので……。選考会のパーティーでお会いして「読みましたよ」と言ってくださった時は、感動に打ち震えました。さらにまた、新作までお読みいただけているというのはまったく想定外で。

筒井 前作以上の傑作ですよね。面白いし、巧い。(『騙し絵の牙』の表…

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全作家とその志望者、本好き、文章を書く人(ブロガーも?)も必読! 筒井康隆による「小説作法」

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『創作の極意と掟』(筒井康隆/講談社) 小説を読んで「これなら自分にも書けそうだ」と思って書いてみたがすぐ挫折した、という人は結構いると思う。それは、文章を書くことのハードルが低く思えることが原因なのではないだろうか。例えばミュージシャンなら歌を歌ったり楽器をこなすスキルや作詞作曲をする技量とセンスが必要だし、スポーツ選手になろうと思ったら常人離れした体格や身体能力がないと到底ムリだ。画家やマンガ家ならば絵が描けなくては話にならないし、俳優になろうと思えば確かな演技力と容姿(美醜だけではない)が重要になってくる。その点、文章というのは子どもの頃から誰でも書き、メールやSNSなどで作文を日常的にこなしているので特別なスキルが必要なさそうに思え、自分にもできそうな気がしてしまうのだろう。しかし人を驚かせ、楽しませる作品を完成させるには、並々ならぬ努力と才能が必要となる。

 しかし作家の筒井康隆氏は「小説は誰にでも書ける」と『創作の極意と掟』(筒井康隆/講談社)で語っている。「この文章は謂わば筆者の、作家としての遺言である」という書き出しから始まる本書…

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【BOOK☆WALKER】角川文庫厳選15作品が100円!(2/21まで)

【BOOK☆WALKER】角川文庫厳選15作品が100円!(2/21まで)

 電子書籍ストアのBOOK☆WALKERは、角川文庫厳選15作品を対象に、100円セールを実施中。

『ぼくらの七日間戦争』(宗田理)や、『時をかける少女』(筒井康隆)など懐かしの作品から、「金田一耕助ファイル」シリーズの『八つ墓村』や『犬神家の一族』(横溝正史)など、不朽の名作がラインナップしている。キャンペーンは、2月21日(金)まで。

詳しくはこちらのサイトで キャンペーン詳細 BOOK☆WALKER公式ページ

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注目の新刊 『偽文士日碌(にせぶんしにちろく)』 ダ・ヴィンチ2013年10月号

注目の新刊 『偽文士日碌(にせぶんしにちろく)』 ダ・ヴィンチ2013年10月号

後期高齢者の仲間入りをした文士の日々を、2008〜2013年初頭にかけてつづった人気ブログを書籍化。内容も原稿執筆からテレビ番組出演、文学賞選考会、新聞連載の裏話、家族旅行など、詳細に及ぶ。また作家から編集者まで、約400名が実名で登場するのも実に興味深い。

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「筒井康隆」の本・小説

吾輩は童貞(まだ)である- 童貞について作家の語ること-

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筒井康隆
平山夢明
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武者小路実篤
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室生犀星
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川端康成
バカリズムのオールナイトニッポンGOLD
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キノブックス
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ISBN
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にぎやかな未来 (角川文庫)

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作家
筒井康隆
出版社
KADOKAWA
発売日
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ISBN
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笑うな (新潮文庫)

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発売日
1980-10-28
ISBN
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宇宙衛生博覧会 (新潮文庫 つ 4-15)

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作家
筒井康隆
出版社
新潮社
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ISBN
9784101171159
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文学部唯野教授のサブ・テキスト

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作家
筒井康隆
出版社
文藝春秋
発売日
1990-07-15
ISBN
9784163444901
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お助け・三丁目が戦争です (日本の文学 32)

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作家
筒井康隆
杉浦茂
出版社
金の星社
発売日
1986-03-01
ISBN
9784323008127
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革命のふたつの夜 (角川文庫 緑 305-7)

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作家
筒井康隆
出版社
KADOKAWA
発売日
1974-03-01
ISBN
9784041305072
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