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藤巻一保

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
ふじまき・かずほ

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

宗教研究家・作家

「藤巻一保」のおすすめ記事・レビュー

  • レビュー・書評

エロだけはやめられない…!? 日本仏教の奥の奥はアメージングゾーン

エロだけはやめられない…!? 日本仏教の奥の奥はアメージングゾーン

いわゆる払拭すべき人間の「煩悩」に「性欲」があるが、なんと日本の仏教界、特に僧侶を中心とした世界では割となんでもアリだったという驚くべき事実ーーって案外、知られてるのかもしれないが、比較的戒律の厳しいインド仏教とは違って、こと日本の仏教界では、ずいぶんとユルい独自解釈がたくさん生まれたのには今さらながら驚かされる(もちろんインドにも「カーマ・スートラ」とかもあるわけですが、あれはちょっと奥義系)。

女人との密通はわりと普通のこと、「稚児」を仏に通じる存在として高僧が育ててたのはモロに男色だし、世俗を捨てたはずの尼さんも結構奔放だったり…。細かい事例は本で確認いただくとして、こういう性的な「おおらかさ」が日本限定(!)で許され続けたというのがなんともおもしろい。カミサマ系の世界でも国造り神話とかエロチックな話が多いし、民衆も祭りなどハレの場でのはっちゃけぶりは半端なかったようだし、日本的な性愛観のベースというのは、もともとそういうものだったのだろう。

高僧たちが「なかなかそっちは“教化”できないから、いーよね!」といったかどうかはわからないけど、そんな…

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エロだけはやめられない…!? 日本仏教の奥の奥はアメージングゾーン

エロだけはやめられない…!? 日本仏教の奥の奥はアメージングゾーン

いわゆる払拭すべき人間の「煩悩」に「性欲」があるが、なんと日本の仏教界、特に僧侶を中心とした世界では割となんでもアリだったという驚くべき事実ーーって案外、知られてるのかもしれないが、比較的戒律の厳しいインド仏教とは違って、こと日本の仏教界では、ずいぶんとユルい独自解釈がたくさん生まれたのには今さらながら驚かされる(もちろんインドにも「カーマ・スートラ」とかもあるわけですが、あれはちょっと奥義系)。

女人との密通はわりと普通のこと、「稚児」を仏に通じる存在として高僧が育ててたのはモロに男色だし、世俗を捨てたはずの尼さんも結構奔放だったり…。細かい事例は本で確認いただくとして、こういう性的な「おおらかさ」が日本限定(!)で許され続けたというのがなんともおもしろい。カミサマ系の世界でも国造り神話とかエロチックな話が多いし、民衆も祭りなどハレの場でのはっちゃけぶりは半端なかったようだし、日本的な性愛観のベースというのは、もともとそういうものだったのだろう。

高僧たちが「なかなかそっちは“教化”できないから、いーよね!」といったかどうかはわからないけど、そんな…

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エロだけはやめられない…!? 日本仏教の奥の奥はアメージングゾーン

エロだけはやめられない…!? 日本仏教の奥の奥はアメージングゾーン

いわゆる払拭すべき人間の「煩悩」に「性欲」があるが、なんと日本の仏教界、特に僧侶を中心とした世界では割となんでもアリだったという驚くべき事実ーーって案外、知られてるのかもしれないが、比較的戒律の厳しいインド仏教とは違って、こと日本の仏教界では、ずいぶんとユルい独自解釈がたくさん生まれたのには今さらながら驚かされる(もちろんインドにも「カーマ・スートラ」とかもあるわけですが、あれはちょっと奥義系)。

女人との密通はわりと普通のこと、「稚児」を仏に通じる存在として高僧が育ててたのはモロに男色だし、世俗を捨てたはずの尼さんも結構奔放だったり…。細かい事例は本で確認いただくとして、こういう性的な「おおらかさ」が日本限定(!)で許され続けたというのがなんともおもしろい。カミサマ系の世界でも国造り神話とかエロチックな話が多いし、民衆も祭りなどハレの場でのはっちゃけぶりは半端なかったようだし、日本的な性愛観のベースというのは、もともとそういうものだったのだろう。

高僧たちが「なかなかそっちは“教化”できないから、いーよね!」といったかどうかはわからないけど、そんな…

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エロだけはやめられない…!? 日本仏教の奥の奥はアメージングゾーン

エロだけはやめられない…!? 日本仏教の奥の奥はアメージングゾーン

いわゆる払拭すべき人間の「煩悩」に「性欲」があるが、なんと日本の仏教界、特に僧侶を中心とした世界では割となんでもアリだったという驚くべき事実ーーって案外、知られてるのかもしれないが、比較的戒律の厳しいインド仏教とは違って、こと日本の仏教界では、ずいぶんとユルい独自解釈がたくさん生まれたのには今さらながら驚かされる(もちろんインドにも「カーマ・スートラ」とかもあるわけですが、あれはちょっと奥義系)。

女人との密通はわりと普通のこと、「稚児」を仏に通じる存在として高僧が育ててたのはモロに男色だし、世俗を捨てたはずの尼さんも結構奔放だったり…。細かい事例は本で確認いただくとして、こういう性的な「おおらかさ」が日本限定(!)で許され続けたというのがなんともおもしろい。カミサマ系の世界でも国造り神話とかエロチックな話が多いし、民衆も祭りなどハレの場でのはっちゃけぶりは半端なかったようだし、日本的な性愛観のベースというのは、もともとそういうものだったのだろう。

高僧たちが「なかなかそっちは“教化”できないから、いーよね!」といったかどうかはわからないけど、そんな…

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「藤巻一保」の本・小説

陰陽魔界伝 弓削道鏡篇 (TOKUMA NOVELS)

陰陽魔界伝 弓削道鏡篇 (TOKUMA NOVELS)

作家
藤巻一保
出版社
徳間書店
発売日
2001-12-01
ISBN
9784198505486
作品情報を見る
戦争とオカルティズム 現人神天皇と神憑り軍人

戦争とオカルティズム 現人神天皇と神憑り軍人

作家
藤巻一保
出版社
二見書房
発売日
2023-03-27
ISBN
9784576230412
作品情報を見る

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