巴亮介、紀伊カンナ…、『このマンガがすごい!2015』の“すごい新人”に注目!
『このマンガがすごい!』(宝島社)
世は師走。身も心も走り回るくらい忙しいのだけれど、この時期、どうしてもチェックしておきたい本がある。そう、宝島社が年に1回発売する『このマンガがすごい!』だ!
本書は、今読んでおきたいおもしろいマンガをランキング形式で紹介しているガイドブック。選者には、書店員や編集者をはじめ、評論家、スポーツ選手、アイドルに至るまで、各界のマンガ好きが名を連ねている。
ちなみに、各メディアで報道されている通り、今年の第1位に選ばれたのは、オトコ編が『聲(こえ)の形』(大今良時/講談社)、オンナ編が『ちーちゃんはちょっと足りない』(阿部共実/秋田書店)だ。本書では、この両作品の著者にロングインタビューを敢行するとともに、「ここがすごい!」ポイントも解説している。
また、本書は上記のランキング以外にも、さまざまな切り口で「今後くる!」であろうマンガを多数取り上げている。なかでも特筆すべきは、「この新人がすごい!」特集。来年のランクインが期待される新進気鋭の漫画家たちを取り上げたものだ。
そのなかで注目されている作家のひ…