ビッグマミィ・美奈子 「気になった本はジャンルを問わず読む」彼女が今年印象に残った1冊とは?
『八日目の蟬』(角田光代/中央公論新社)
雑誌『ダ・ヴィンチ』が主催する毎年恒例の本好きたちの総決算「BOOK OF THE YEAR」大特集。発売中の1月号では、ダ・ヴィンチ読者、書店員、文筆家など、本好き4619名の声をもとに2013年を彩った本を発表。あらゆるジャンルのランキングのほか、今年ブレイクした芸能人に今年印象に残った本のインタビューを行っている。
自らの半生を綴った著書『ハダカの美奈子』が、発売3カ月で累計23万部のベストセラーになった「ビッグマミィ」こと、美奈子。さらに同作がコミック化&映画化されるなど、2013年は「自分でもこんな1年になるなんて思っていなかったほど、とても慌ただしい1年」だったという。
人気ドキュメンタリー番組『痛快! ビッグダディ』では5男9女の母として奮闘する姿が印象的だったが、2013年春にはシングルマザーに。6人の子どもたちと新たな道を歩み始めた激動の1年間で、最も彼女の心に残った一冊が『八日目の蟬』(角田光代)だ。
「以前住んでいた小豆島が舞台になっていて、映画版が大好きだったんです。久しぶりにまた…