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平野啓一郎

職業・肩書き
作家
ふりがな
ひらの・けいいちろう

プロフィール

最終更新 : 2021-06-16

1975年、愛知県生まれ。北九州市出身。98年、京都大学法学部在学中に投稿した『日蝕』でデビュー、99年、同作で第120回芥川賞を受賞。著書に小説『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)、『ドーン』(ドゥマゴ文学賞受賞)、『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞受賞)、新書『私とは何か 「個人」から「分人」へ』『「カッコいい」とは何か』、エッセイ集『考える葦』など。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1999年
『日蝕』第120回,平成10年度芥川賞
2009年
『決壊』第59回,平成20年度芸術選奨文部科学大臣新人賞
2009年
『ドーン』第19回Bunkamuraドゥマゴ文学賞
2017年
『マチネの終わりに』第2回渡辺淳一賞

「平野啓一郎」のおすすめ記事・レビュー

柄本佑さん「妻にちゃんと伝えたのは1回」×平野啓一郎さん「父親が死んだ36歳になった時に書きたいと思った」ドラマ『空白を満たしなさい』特別対談

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 柄本佑さんが主演を務め、阿部サダヲさんの怪演も話題の土曜ドラマ『空白を満たしなさい』(NHK総合)。第1話のNHKオンデマンド視聴数は、大河ドラマを除くドラマ第1位(放送以来7月20日時点)と高い注目を集めていることがうかがえる。3年前に亡くなった柄本さん演じる徹生が突然生き返り、戸惑いながらも自分が死んだ理由を探していくという本作の原作を手掛けたのは『マチネの終わりに』や『ある男』で知られる小説家平野啓一郎さんだ。そこで、柄本さんの原作との出会いや平野さんのドラマを観た感想など、お二人に話を伺った。 (取材・文=立花もも 撮影=川口宗道)

愛する人を失ったとき生まれる、もっともシンプルな“もう一度会いたい”という想い

平野啓一郎さん(以下、平野) ドラマ、非常におもしろく拝見しています。柄本さんが演じる主人公の徹生は、3年前に死んだはずなのに生き返った「復生者」という設定。小説と違ってドラマでは、徹生が復生する以前から全国的にその現象が知られているという設定になっていますね。徹夫の再生後の手続きのために、役所の人間がやってくる、という場面は興…

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平野啓一郎『マチネの終わりに』が今なら紙の本より50%OFF! 【Amazon Kindle本セール】

平野啓一郎『マチネの終わりに』が今なら紙の本より50%OFF! 【Amazon Kindle本セール】

出典:Amazon

Amazonでは2月17日(木)23時59分まで「最大50% OFF Kindle本 小説・ライトノベルセール」を開催中だ。本稿では、セール対象商品の中から、ダ・ヴィンチWeb編集部が厳選した注目作品をピックアップしてご紹介! この機会に欲しかった作品を、お得な価格で読んでみては?

※本ページで紹介する情報は、2022年2月9日22時現在のものです。商品情報や価格等の変更の場合もございますので、詳細はAmazonの販売ページにてご確認ください

《『マチネの終わりに』あらすじ》 天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。 深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。 出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。 スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。 やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。

愛とは運命なのか、それとも、私たちの意志なのか? 芥川賞作家が贈る、至高の恋愛小説。

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王者は、『かがみの孤城』をレビューしたはるまちさんに決定! 【読書メーター×ダ・ヴィンチ「第6回 レビュアー大賞」】

王者は、『かがみの孤城』をレビューしたはるまちさんに決定! 【読書メーター×ダ・ヴィンチ「第6回 レビュアー大賞」】

 日本最大級の書評サイト「読書メーター」と、本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』が連動してベストレビュアーを決定する「レビュアー大賞」。9月20日(月)の課題図書発表から約3カ月間の審査・投票を経て、“ベスト・オブ・ベスト・レビュアー”が12月16日(木)に決定しました。

「レビュアー大賞」は課題図書8作品のレビューを一般公募。予選・本選を経て作品ごとにベストレビュアーを1名ずつ合計8名を選出、さらにベストレビュアー8名の中から“ベスト・オブ・ベスト・レビュアー”1名を選出するという企画。6回目となる今回の結果は以下の通りとなりました。

【ベスト・オブ・ベストレビュアー】 はるまちさん:『かがみの孤城(上・下)』(辻村深月/ポプラ社)

『かがみの孤城(上・下)』(辻村深月/ポプラ社)

【ベストレビュアー】 スイさん:『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋) MOCCOさん:『春夏秋冬代行者 春の舞(上・下)』(暁佳奈/KADOKAWA) inarixさん:『きみはだれかのどうでもいい人』(伊藤朱里/小学館) natsukoさん:『ある男』…

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ベストレビュアーを決めるのはあなた! 本好きたちによる熱いレビューが大集合の読書メーター×ダ・ヴィンチ「第6回 レビュアー大賞」第2次審査投票が開始

ベストレビュアーを決めるのはあなた! 本好きたちによる熱いレビューが大集合の読書メーター×ダ・ヴィンチ「第6回 レビュアー大賞」第2次審査投票が開始

 日本最大級の書評サイト「読書メーター」と、本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』が連動し、ベストレビュアーを決定するコンテスト「第6回 レビュアー大賞」の優秀レビュアー24名が決定し、第2次審査投票が開始されました。

 同企画は、課題図書8作品のレビューを募集し、予選・本選を経て作品ごとにベストレビュアーを1名ずつ決定。さらにその中から“ベスト・オブ・ベストレビュアー”を選出するというもの。

 課題図書のラインナップは、公開中の映画が話題の瀬尾まいこの『そして、バトンは渡された』や、本屋大賞受賞作(2018年)の辻村深月『かがみの孤城』を含む注目の8作品。現在、優秀レビュアーに選出された各作品3名ずつのレビューは、特設ページで見ることができます。

 課題図書を読んだ人も、まだ読んでいないという人も、優秀レビュアーの素晴らしいレビューを読み「これは!」と思うレビューに投票してみましょう。投票期間は2021年11月28日(日)まで!

〈第6回 読書メーター×ダ・ヴィンチ レビュアー大賞2021〉 【開催⽇時】 投票期間:2021年11⽉15⽇(⽉)12:0…

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「読書メーター」×『ダ・ヴィンチ』第6回レビュアー大賞が開催! 『そして、バトンは渡された』『かがみの孤城』など、8作品が課題図書に

「読書メーター」×『ダ・ヴィンチ』第6回レビュアー大賞が開催! 『そして、バトンは渡された』『かがみの孤城』など、8作品が課題図書に

 日本最大級の書評サイト「読書メーター」と『ダ・ヴィンチ』は、9月20日(月・祝)より、ベストレビュアーを決定するコンテスト「レビュアー大賞2021」を開催します。

読書ファン注目のレビューコンテストが今年も開催決定

 今年で6回目の開催となる「レビュアー⼤賞」は、指定の課題図書に投稿された読者レビューの中から「ベストレビュアー」を決定する企画です。

 昨年は、青山美智子の『木曜日にはココアを』を含む⽂庫8作品を課題図書とし、約1450件の応募が集まりました。

 今年の課題図書は、本屋大賞受賞作(2019年)で10月29日(金)に公開を控える映画も話題の瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』や、同じく本屋大賞受賞作(2018年)の辻村深月『かがみの孤城』をはじめとした合計8作品。

 レビュアー⼤賞本選では、課題図書8作品の各作品につき3名の優秀レビュアーを選出し、ユーザー投票でベストレビュアーを決定。「ベストレビュアー賞」として各1名(計8名)には10000円分、「優秀レビュアー賞」として各2名(計16名)には5000円分の図書カード(ネットギフト)が贈呈…

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永野芽郁がイメージキャラクター! 読書の秋必読の「文春文庫 秋100ベストセレクション」厳選オススメ本7選

永野芽郁がイメージキャラクター! 読書の秋必読の「文春文庫 秋100ベストセレクション」厳選オススメ本7選

(c)澁谷征司

 読書の秋。「どんな本を読もうかな」と悩んでいるなら、ぜひとも「2021 文春文庫 秋100ベストセレクション」を参考にしてみてほしい。「秋100ベストセレクション」は、毎年、読書の秋にあわせて開催される文藝春秋による文庫フェア。この秋に読むべき名作が厳選されているから、どの本を手に取っても極上の読書体験が楽しめるのだ。中でも今年の目玉作品のひとつは瀬尾まいこさんの本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』。10月23日に実写映画が公開予定で、主人公を演じた永野芽郁さんは「秋100ベストセレクション」のイメージキャラクターも担当しているのだ。『そして、バトンは渡された』をはじめとして、このフェアには、見逃せない作品がたくさん。その中でも特にオススメしたい7つの作品をご紹介しよう。

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平野啓一郎『本心』ロングインタビュー!「強調したかったのは、愛する人が他者であるということはどういうことなのかというテーマです」

平野啓一郎『本心』ロングインタビュー!「強調したかったのは、愛する人が他者であるということはどういうことなのかというテーマです」

※この記事は『ダ・ヴィンチ』7月号「ノベルダ・ヴィンチ」に掲載された「平野啓一郎『本心』インタビュー」のWEBノーカットバージョンです

 平野啓一郎は分人主義という独自の思想に基づき、「私」の根拠について思考=試行する物語を書き継いできた。20年後の日本を舞台に展開する『本心』は、貧困、格差、「自由死」など二十一世紀的問題群が外挿化された小説である。平野文学の到達点がここにある。

(取材・文=榎本正樹 写真=川口宗道)

初期三部作、実験的な短編群、そして分人主義の提唱へ

 平野啓一郎は「作風」を重視する作家である。それは自身の作品世界を4つの時期に分け、それぞれの時期で異なる作風の作品をリリースする姿勢からも明らかだ。第1期は『日蝕』(1998年)、『一月物語』(99年)、『葬送』(2002年)のロマン主義三部作。短編小説や実験小説群を特徴とする、『高瀬川』(03年)から『あなたが、いなかった、あなた』(07年)に到る第2期。前期分人主義を唱えた第3期は『決壊』(08年)、『ドーン』(09年)、『かたちだけの愛』(10年)、『空白を満たしなさい』(12年…

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『マチネの終わりに』をレビューした「森の三時さん」が王者に!【読書メーター×ダ・ヴィンチ「第4回 レビュアー大賞」】

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 日本最大級の書評サイト「読書メーター」と、本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』が連動してベストレビュアーを決定する「レビュアー大賞」。9月16日(月)の課題図書発表から約3ヶ月間の審査・投票を経て、“ベスト・オブ・ベスト・レビュアー”が12月2日(月)に決定しました。

 「レビュアー大賞」は課題図書として8作品を選出してそれらレビューを一般公募。予選・本選を経て各作品ごとにベストレビュアーを1名ずつ合計8名を選出、さらにベストレビュアー8名の中から”ベスト・オブ・ベスト・レビュアー”1名を選出するという企画。4回目となる今回の結果は以下の通りとなりました。

【ベスト・オブ・ベストレビュアー】 森の三時さん:『マチネの終わりに』(平野啓一郎/文藝春秋)

『マチネの終わりに』 (平野啓一郎/文藝春秋)

【ベストレビュアー】 きいたんさん:『東京會舘とわたし』上・下(辻村深月/文藝春秋) ゆなほしさん:『夏の終わりに君が死ねば完璧だったから』(斜線堂有紀/KADOKAWA) suzukiさん:『Red』(島本理生/中央公論新社) 三代目 びあだいまおうさ…

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「平野啓一郎」の本・小説

小説の読み方 (PHP文芸文庫)

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作家
平野啓一郎
出版社
PHP研究所
発売日
2022-05-11
ISBN
9784569902197
作品情報を見る
秋葉原事件を忘れない

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作家
中島岳志
雨宮処凛
杉田俊介
斎藤環
平野啓一郎
出版社
かもがわ出版
発売日
2023-09-04
ISBN
9784780312898
作品情報を見る
「カッコいい」とは何か (講談社現代新書)

「カッコいい」とは何か (講談社現代新書)

作家
平野啓一郎
出版社
講談社
発売日
2019-07-17
ISBN
9784065170489
作品情報を見る

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